事務事業見直しの取組
「リセットの視点」で事業の見直しを行います。
彦根市では、限られた経営資源を効率的・効果的に活用し、市民サービスを維持・向上していくため、「リセットの視点」をもって既存事業を対象とした事業見直しに着手しています。
背景
本市においては、人口減少や少子高齢化の進行等により、今後の税収減少が懸念されるなか、社会保障関係経費の増加や、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会関連事業、さらには新たなごみ処理施設の建設事業等の大規模な投資的事業も実施していかなければならず、今後の財政運営は、一層厳しい状況になることが見込まれます。
こうした状況下において、継続的かつ安定的に行政サービスを提供していくためには、市民ニーズを的確に把握し、限られた財源を真に必要な事業に充て、財政運営を行っていく必要があります。
事業見直しの手法
このような背景から、本市では、市長を本部長とする働き方・業務改革推進本部に設置する業務見直し部会において「事務事業見直しの指針」(注釈)を令和3年度に策定しております。
(注釈 本指針は、限られた経営資源を無駄なく効率的に、市民に真に必要とされているサービスに集中させるために、各所属が共通して検討すべき視点として示したものです。)
各所属は当初予算を基本とした各事業について、指針を参考とした見直しを実施しています。
外部有識者ヒアリングを実施
見直し内容の充実を図るため、令和5年度については、10所属11事業について、大学教授、弁護士、会計の専門家からなる外部有識者ヒアリングを実施しました。
その結果については、「令和5年度外部有識者ヒアリングを踏まえた事務事業見直しの取組についての報告書」として取りまとめいただき、本部長(市長)、副本部長(副市長)に報告をいただきました。
更新日:2024年09月02日