世界遺産登録に向けた取り組み(令和2年度)
県市の連携
彦根市では、令和2年度に歴史まちづくり部を新たに設置し、世界遺産登録推進、文化財保護、都市計画、景観保全の関連部局を一元化しました。
令和2年2月19日:滋賀県と彦根市が「彦根城の世界遺産登録推進に関する協定書」を締結しました。
令和2年3月24日:滋賀県と彦根市が「彦根城の世界遺産登録推進に関する覚書」を締結しました。
令和2年5月20日:県市協働の事業主体として、「彦根城世界遺産登録推進協議会」を設置しました。
県市連絡調整会議および作業グループの開催し、意見交換や情報共有を行い、推薦書の作成に取り組みました。
学術検討委員会
学術的・専門的な視点から推薦書の内容などを検討するため、有識者による学術検討委員会を3回開催しました。
回数 | 開催日 | 内容 |
第1回 | 令和2年7月8日 |
包括的保存管理計画について 価値の証明について |
第2回 |
令和2年10月12日 |
包括的保存管理計画について 価値の証明について |
第3回 | 令和3年1月29日 |
保存管理について 価値の証明について |
彦根城世界遺産登録にかかる学術検討委員会 委員名簿 (PDFファイル: 52.7KB)
専門家との意見交換
・ワーキング会議の開催
令和2年7月29日:松田彰氏(京都市アドバイザー)
令和2年11月17日:岡田保良氏(日本イコモス委員長)
令和2年12月23日:藤田達生氏(三重大学)
・国内研究者等の訪問および意見交換(担当者が意見交換)
平成2年9月7日:山村亜紀氏(京都大学)
平成2年11月5日:マレス・エマニュエル氏(京都産業大学)
平成2年11月12日:野田麻美氏(静岡県立美術館)
地域コミュニティの参画
市民による応援組織「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」の活動
令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、集合研修を見合わせま したが、メールで定期的に彦根城や世界遺産に関する情報を会員に通知させていただきました。
令和3年3月1日時点の会員数は1,590名
彦根商工会議所による活動
会議所内に世界遺産委員会を立ち上げ、登録実現に向けて、協力し得る方法、取り組むべき課題などについて検討を加え、実行しました。
世界遺産検定の開催:令和2年度1回
彦根市と協働した文化セミナー「世界遺産について学ぶ」の開講。
滋賀県、彦根市が協力し、滋賀県立大学において寄附講座「世界遺産のまちづくり
・人づくり」を開講。
令和2年10月5日~令和2年11月30日 (14講座)
彦根城および彦根城世界遺産推進事業を紹介し、応援する動画映像の作成。
(YouTubeによる発信および県内外の施設での公開 令和3年1月)
彦根ユネスコ協会による活動
彦根城世界遺産推進事業を紹介する動画映像の作成。
(YouTubeによる発信および県内外の施設での公開 令和3年1月)
彦根ボランティアガイド協会による活動
彦根城や世界遺産に関する研修会を重ねながら、彦根城を訪れる観光客へのガイド を実施。
更新日:2024年09月02日