「彦根城」が世界文化遺産の国内推薦に内定

更新日:2026年09月03日

HP番号: 30826

本日の文化庁文化審議会世界文化遺産部会において、世界遺産登録を目指している「彦根城」を世界文化遺産として推薦することを内定する答申がなされました。

今後は令和10年の世界遺産登録を目指してまいりますので、引き続きみなさまの応援・ご協力をよろしくお願いいたします。

文化審議会から推薦候補内定の答申発表を受けて

本日、文化審議会世界文化遺産部会において、「彦根城」を我が国の世界文化遺産として推薦することを内定する答申がなされたことを、大変うれしく受け止めております。

彦根市では、平成4年、1992年に世界遺産暫定一覧表に記載されて以来、30年以上にわたり世界遺産登録に向けた歩みを続けてまいりました。昨年は国内推薦には至りませんでしたが、示された課題を真摯に受け止め、滋賀県とともに、文化庁や専門家の皆様からご指導をいただきながら、彦根城の価値を世界により分かりやすく伝えるため、推薦内容の充実に取り組んでまいりました。

今回の答申は、世界遺産登録に向けた大きな前進であり、長年にわたり彦根城を大切に守り、登録を願い、支えてこられた市民の皆様の想いが、また一歩、世界へと近づいたものと感じております。ここに至るまで、市民の皆様をはじめ、文化庁、滋賀県、関係機関、学識経験者、経済・観光関係団体、国会議員、県議会議員、市議会議員など、多くの皆様から力強いご支援、ご尽力をいただきました。市長として、改めて心から感謝申し上げます。

 

江戸時代の日本では、大名と有力家臣が城の中核に屋敷を構え、合議によって政治を進める統治の仕組みが築かれ、約250年にわたる安定した社会を支えました。私たちはこれを「大名統治システム」と呼んでいます。

彦根城は、大名の御殿跡や重臣屋敷跡、堀、石垣、天守、櫓などが一体として最も良好に保存され、この大名統治システムの姿を今日までよく伝えています。

 

今回、その価値を世界に伝える重要な一歩を踏み出すことができました。しかし、今回の答申はゴールではありません。今後、政府による正式な推薦決定、そして国際的な審査が控えています。

彦根市としましては、彦根城を守り、未来へつないでこられた先人と市民の皆様の想いをしっかりと受け止め、令和10年、2028年の世界遺産登録を実現するという強い決意をもって、登録に向けた取組をさらに加速させてまいります。

そして、私たちが目指すのは、世界遺産に登録されることだけではありません。市民の皆様が彦根城をこれまで以上に誇りに思い、その価値を次の世代へ伝えていく。そうしたまちをつくっていくことが、私たちの使命だと考えています。

彦根城を、市民の皆様とともに「世界の宝」として未来へつないでいく。その決意を新たに、世界遺産登録の実現、そしてその先の未来に向けて、全力で取り組んでまいります。

市民の皆様には、引き続きお力添えをいただきますよう心からお願い申し上げます。

令和8年(2026年)9月3日

彦根市長 田島 一成

今後予想されるスケジュール

令和8年
推薦書暫定版をユネスコへ提出(9月30日まで)

令和9年
国内での閣議了解
推薦書正式版をユネスコへ提出(2月1日まで)
イコモスによる審査(現地調査も含む)

令和10年
世界遺産委員会において決定

この記事に関するお問い合わせ先

観光文化スポーツ部 文化財課 彦根城世界遺産登録推進室

電話:0749-26-5833
ファックス:0749-26-5899

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