世界遺産登録に向けた取り組み(平成29年度)
学術検討委員会
学術的・専門的な見地から推薦書の内容を検討するため、学識経験者による学術検討委員会を設置しました。
回 数 | 開催日 | 内 容 |
---|---|---|
第1回 | 10月23日 | 構成資産と顕著な普遍的価値、バッファゾーンの範囲、 保存管理計画の方法論、比較研究の方法論 |
第2回 | 2月1日 | 顕著な普遍的価値と構成資産による証明、 保存管理、比較研究 |
専門家への意見聴取
- 平成29年5月31日、東京大学の西村幸夫教授、エクス・マルセイユ大学のニコラ・フォシェール教授を彦根市に招聘し、彦根城とその関連資産の世界遺産登録の進め方や学術検討委員会の立ち上げについての助言を受けました。
- 平成29年7月4日、エクス・マルセイユ大学のニコラ・フォシェール教授と面談し、構成資産やバッファゾーンの範囲について検討しました。
- 平成29年9月5日から10日にかけて、フランス国立高等研究院東アジア文明研究センターのデルフィーヌ・ヴォムシャイド氏を彦根市に招聘し、国内外の類似資産との比較から浮かび上がる彦根の城下や武家屋敷の特徴について助言を受けました。
- 平成29年12月30日、ニコラ・フォシェール教授、デルフィーヌ・ヴォムシャイド氏と面談し、構成資産と顕著な普遍的価値、バッファゾーンの範囲などについて協議しました。
- 平成30年1月4日、ユネスコ日本代表部を訪問し、構成資産やバッファゾーンの選定についての助言を受けました。
- 平成30年1月8日、ユネスコ世界遺産センターを訪問し、シリアルノミネーションの有効性や課題についての助言を受けました。
講演会の開催
- 平成29年6月2日、彦根城博物館で世界遺産講演会を開催しました。エクス・マルセイユ大学(フランス)のニコラ・フォシェール教授に、「世界からみた彦根城と城下」のテーマで、世界的視野からみた彦根城の価値について説明していただきました。
- 平成29年11月26日、彦根城博物館で世界遺産講演会を開催しました。宮内秀樹衆議院議員(福岡4区)から「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界遺産登録に向けての取り組みを説明していただきました。あわせて、彦根城世界遺産登録に向けた応援組織である「(仮称)意見交換・応援1000人委員会」の立ち上げを呼びかけました。
市民に向けた広報
- 出前講座等による啓発の実施
- 小学生用ガイドブックの作成、市内小学生への配布
- 啓発用グッズ(ボールペン、トートバッグ)の制作、配布
- ポスターの制作
- 世界遺産啓発ラッピングバスの運行
- 啓発看板の設置(1ヵ所)
更新日:2024年09月02日