世界遺産登録に向けた取り組み(平成30年度)
県市および彦根市庁内の連絡調整会議
- 滋賀県と彦根市の担当者による打ち合わせを年度内に計19回実施しました。
- 平成30年11月8日、県市連絡調整会議を開催しました。彦根城の顕著な普遍的価値の方向性を確認するとともに、今年度内に推薦書原案(骨子)を作成し文化庁に提出する方針を決定しました。
- 平成31年2月14日、彦根市の関係課による庁内ワーキング会議を開催しました。推薦書原案(骨子)の内容について意見交換しました。
- 平成31年2月26日、彦根市の庁内連絡調整会議を開催しました。推薦書原案(骨子)の内容を共有し、滋賀県を通じて文化庁に提出することについて了承しました。
- 平成31年3月8日、「世界遺産暫定一覧表記載資産 準備状況報告書」に添付して、推薦書原案(骨子)を滋賀県に提出しました。その後、同文書は滋賀県から文化庁に提出されました。
学術検討委員会、専門家への意見聴取
- 平成30年10月22日、フランスのエクス・マルセイユ大学の二コラ・フォシェール教授を招聘し、意見交換しました。
- 平成30年10月29日、筑波大学の稲葉信子教授、東京文化財研究所の西和彦国際情報研究室長(ともに学術検討委員会委員)と意見交換しました。県市で検討している彦根城の顕著な普遍的価値の方向性について、おおむね妥当であるという評価をいただきました。
- 平成31年2月15日、筑波大学の稲葉信子教授、東京文化財研究所の西和彦国際情報研究室長と意見交換しました。推薦書原案(骨子)を現状の成果として文化庁へ提出することに理解を得るとともに、今後議論すべき課題について指導をいただきました。
- 平成31年2月20日、学術検討委員会を開催し、推薦書原案(骨子)について検討しました。現状の成果として文化庁へ提出することに理解を得るとともに、今後の課題についても多くの意見を得ました。
研究会への参加
- 平成30年9月28日、世界遺産研究協議会(東京文化財研究所)に参加しました。
- 平成30年10月24日、世界文化遺産の遺産影響評価に関する報告会(東京文化財研究所)に参加しました。
講演会の開催と応援組織の設立
- 平成30年5月28日、市民による応援組織「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」が設立されました。当委員会では、ロゴマークの選定やバナーフラッグ、ポスターの制作など、市民の機運醸成に向けた活動を中心に、活発に意見をいただきました。
- 平成30年10月5日から平成31年2月16日にかけて、彦根商工会議所との共催事業として、市内の公民館等を巡回する文化セミナー「世界遺産について学ぶ」を開催しました(全9回)。世界遺産登録をめざす意義や彦根城の価値について説明しました。
- 平成30年10月22日、エクス・マルセイユ大学の二コラ・フォシェール教授による講演会「世界からみた彦根城」を開催しました(1000人委員会の全体研修会として開催)。
- 平成30年10月23日から26日にかけて、日本イコモス国内委員会と実行委員会を組織し、「ICOFORT国際会議2018 in彦根」を開催しました。ICOFORTは、イコモスの下部組織で、城郭・城塞都市などの研究・保存についての国際学会です。大会では、彦根城と城下町の特質について発表を行い、彦根城の価値について意見交換を行いました。
平成30年度 準備状況報告書
平成30年度 準備状況報告書 (PDFファイル: 506.6KB)
別紙1 構成資産の一覧表 (PDFファイル: 59.9KB)
別紙2 資産および緩衝地帯の範囲図 (PDFファイル: 416.4KB)
別紙3 学術検討委員会名簿 (PDFファイル: 65.1KB)
別紙4 県市連絡調整会議設置規程 (PDFファイル: 99.4KB)
別紙5 庁内連絡調整会議設置規程 (PDFファイル: 114.5KB)
別紙6 ICOFORT国際会議2018の概要 (PDFファイル: 177.2KB)
別紙7 彦根城の顕著な普遍的価値の検討 (PDFファイル: 286.5KB)
更新日:2024年09月02日