国道8号米原バイパス
国道8号米原バイパス全線開通
令和7年9月23日に国道8号米原バイパスの最後の区間となる9工区(米原市入江~彦根市佐和山町、延長2.2キロメートル)が開通し、全線10.3キロメートルがつながりました。
当日は開通式典が行われ、多くの関係者が出席して地域の長年の願いであった全線開通を祝いました。
災害に強く、観光や物流を支える道
米原バイパスは、昭和41年度に事業に着手してから50年以上の年月をかけて整備が進められてきた道路です。長浜市と彦根市をつなぎ、現道の混雑を緩和し、安全性を高めることを目的として建設されました。
今回の開通により、観光施設間の所要時間が短縮されることで周遊観光の活性化が期待されます。また、大雪時に大型車が立ち往生していた区間を通らなくてよくなるため、雪の日でも安心して通行できます。 さらに、災害などで高速道路の通行止めが発生した際には、代わりのルートとしても利用でき、緊急時の移動手段の確保にも役立ちます。今回の全線開通は、皆さんの暮らしを便利にするだけでなく、観光・物流・防災など幅広い分野で地域の活力を支えることが期待されます。
なお、この先線の近江八幡市までの計画道路につきましては、引き続き事業化に向けて国へ要望してまいります。
最新技術を搭載したエレベーターがここから全国へ、世界へ。物流で重要なインフラの整備に大いに期待します。




更新日:2025年12月11日