サッカーで地域を盛り上げる
レイラック滋賀FCの選手とひこにゃん
Jリーグ誘致推進室
日本でJリーグクラブチームのない県はわずか6県、その一つが滋賀県です。彦根市には全国規模の大会や国際大会も開催できる陸上競技場「平和堂HATOスタジアム」があり、それはJリーグのホームスタジアムにもなり得る施設です。
全国的にも大きな施設の長期的な活用が課題である中、国スポ・障スポの開催後の利活用の一つとして彦根市役所ではJリーグの誘致を推進しています。
子どもの未来のために
レイラック選手によるサッカー教室の様子
彦根に限らず、県内でサッカー選手を目指す子どもたちの中には、より強いチームを求めて県外へ出る子もいます。Jリーグの誘致は、県内でも「Jリーガーになる」という夢を叶える可能性に繋がりますが、これには行政と地域のクラブチームの連携が必要です。
現在県内でJリーグに最も近いサッカークラブチームとも言われるレイラック滋賀FCと彦根市は、ホームタウンの連携協定を締結しています。
地域の皆様にとって、なくてはならない存在に。
株式会社Mi-Oスポーツ代表取締役
内林 広高 社長
このクラブに選手として関わってから約18年、この度新たに代表取締役社長に就任された内林さん。「レイラックをJリーグクラブにしたい」という思いはどの選手よりも強いと語ります。クラブの意思を選手に伝え、選手の思いをクラブに届けることは、選手出身の社長ならではの大事な役目とのこと。
そんな内林さんが特に大事にされていることは、「笑い」です。「うまくいかない時、暗い顔をしていても仕方ないと思うんです。そんな時こそ、笑って空気をよくする。それだけでみんなの力になるじゃないですか。」そんな社長の思いが通じているのか、練習中も試合中も、レイラックの皆さんは活気にあふれていて、見る人に力を与えてくれます。「Jリーグに昇格して、地域の皆様にとって「なくてはならない存在」になることを目指したいです。スポーツにはそんな力があると思います。」
このチームをJリーグに、ポテンシャルは高い。
レイラック滋賀FC
角田 誠 監督
内林さんの強い意志もあって実現した、Jリーグクラブでコーチを務めていた角田さんの監督就任。就任から1か月が経過しました。「レイラックには能力の高い選手が多いと思います。大事なことは、自らアクションを起こしてゲームを動かすことです。」内林さんが「選手にしっかり「伝える」ことができる監督」と評する角田さんは、選手のトレーニング中、遠くからでもまっすぐ耳に刺さる鋭い声で、指示を飛ばしていました。その「声」で選手たちには気合が入り、内林さんの求める「気迫と活気」を得ていると言います。
「サッカーは生で見てこその特別な迫力と雰囲気があるので、ぜひ見に来てもらいたいです。今後もいろいろなイベントにも参加していくので、選手と触れ合ってもらいたいですね。触れ合った選手がピッチで活躍していると、また違った楽しさがあると思います。」

更新日:2024年09月18日