第5回 誰もが安心して楽しく暮らせる地域づくり ~いま、必要なことは~(2020年7月)

更新日:2024年09月02日

HP番号: 13897

新しい生活様式 ~ あらゆる場面で継続した取組を ~

新型コロナウイルス感染症の拡大は、簡単には収束しそうにありません。そんな中で、国は「新しい生活様式」を示し、その実践を呼びかけています。これを踏まえて、滋賀県からも「滋賀らしい生活三方よし」と、県内の感染状況を3段階のステージに分けて対策を講じる「コロナとのつきあい方滋賀プラン」が示されています。

新しい生活様式のポイントは、次の3つです。

  1. 身体的距離の確保
  2. 人と話す時のマスクの着用
  3. 丁寧な手洗いの敢行

コロナウイルス感染症への対応は、長い時間が必要となります。あなたやあなたの大切な人を守るため、感染症と上手につきあいながら、日常生活を送りましょう。

感染症を正しく恐れながらも、誰かを差別したり偏見を持ったりすることなく、お互いがお互いを思いやる気持ちを大切にしていきたいですね。

企業の変化が与える家庭や地域への影響

コロナウイルス感染症の拡大が経済活動に与える影響は甚大です。各企業では、この難局を乗り切るために、工夫を凝らした様々な取り組みが行われています。リモートワークや分散勤務、時差出勤など、これまで当たり前と思われていた「働き方」そのものが大きく見直されようとしています。また、地震や台風等の災害対応に向けて、新たな試みを始めている企業もあります。

こういった企業の変化が、これまでの家庭生活にも大き影響を与えているように感じます。

 

家庭や自治会でできること

家族のイラスト

(家庭では)

外出自粛やリモートワーク等によって、自宅で過ごす時間が増えましたが、皆さんは自宅でどのような時間を過ごしていますか。感染症への不安を抱えながらも、これまであまり一緒に過ごせなかった家族と食事や趣味の時間を一緒に過ごしたり、離れて暮らす家族や友人と連絡をとりあったりすることによって、身近な人達との「心の絆」が強まったと感じている人も多いようです。

「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、「同じ場所で、一緒に同じものを食べる」という行為は、家族の「絆」をも深めてくれる大きな効果があるように感じます。これから夏の本番を迎えます。感染症の対応をしながら、熱中症予防も心がけなければなりません。「我が家のコロナ対策」を家族で一緒に考え、実践してみてはどうでしょうか。

 

(自治会では)

家庭や企業と同じように、自治会においても新たな生活様式に合わせた「新しい自治会」のあり方が模索されています。多くの人が集まるお祭りや清掃活動、資源回収などの開催時期や方法について検討されている自治会も多いのではないでしょうか。

自治会は、私たちが地域で安心安全に暮らしていくために大きな役割を果たしています。災害時対応や地域の様々な課題解決など、自治会が果たす役割は今後増々重要になっています。密を避けながらも、一人ひとりが地域に関心を持ち、住民同士がつながりを持つことができる地域づくりが求められています。

このまちに住んでいてよかったいつまでも住み続けたい 誰もがそう思えるそんなまちを目指したいですね

次回テーマ:「ハンセン病元患者・家族の人権問題」(予定)

この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 人権政策課 人権啓発係

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