【平成31年2月9日】彦根市多文化共生サポーター研修会を開催しました

更新日:2019年08月30日

平成31年2月9日(土曜日)に平成30年度彦根市多文化共生サポーター研修会を開催しました。

昨年は日本各地で多くの災害が発生しました。災害時には正しい情報をできるだけ速く伝えることが必要です。今回の研修は「外国人と一緒に考える防災」と題して、どう伝えればより相手に伝わるのかグループワークをしながら意見を出し合いました。

当日はサポーター、外国人住民、防災士から合計25人の参加をいただきました。

外国人住民と防災士が研修会で話を聞いている写真
サポーターと外国人住民がグループディスカッションをしている写真

班に分かれて、実際に避難所で使う「避難者カード」を記入したり、避難所で貼り出される日本語のお知らせを、どうすればみんなに分かりやすいものにできるか考えました。

避難所での消灯時間と消灯後は静かに過ごすように示されたイラストの写真
避難所で貼りだされる日本語のお知らせをグループごとに発表している写真

避難者カードのデータはこちらです。

グループワークで使用しました。彦根市避難所運営マニュアルから抜粋したものです。

参加者からの意見

  • 避難所の場所を知らなかった、ハザードマップを見ても分かりにくかった。
  • ふりがなが打ってあっても、もともとの日本語が難しい。
  • 外国人だけでなく日本人(特に子どもや高齢者)にとっても分かりやすい表現を使う、熟語を減らす、文字を大きくするなどの工夫があると読みやすい。
  • 大勢の人が生活する避難所では、たくさんのルールを守らなければならないことが分かった。それを外国人と共有することの難しさも分かった。

などの意見が出ました。

参加いただいた皆さま、充実した研修を一緒に作っていただきありがとうございました!

この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 人権政策課 多文化共生係

電話:0749-30-6113
ファックス:0749-24-8577

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