安定ヨウ素剤の備蓄について

更新日:2024年09月02日

HP番号: 14322

本市では、原子力災害対策のため、安定ヨウ素剤を備蓄しています。
原子力発電所等の事故により飛散した放射性ヨウ素を体内に取り込むと、甲状腺に集積し、甲状腺がん等を発生させる可能性があります。このような放射性ヨウ素による内部被ばくは、「安定ヨウ素剤」を適切なタイミングで服用することで予防・低減することができます。

服用方法

服用量

服用量の詳細

  • 生後1か月未満 (ゼリータイプ 16.3mg/包)
  • 生後1か月以上3歳未満 (ゼリータイプ 32.5mg/包)
  • 3歳以上13歳未満 (丸剤 1丸)
  • 13歳以上40歳未満 (丸剤 2丸)

(備考)
40歳以上の方については、国の指針によると「服用効果がほとんど期待できない」とされています。このため、本市においては、「放射性ヨウ素による甲状腺がんの発症リスクが大人より高い」とされる乳幼児や小児を含む、40歳未満の方、および「胎児・乳児を放射性ヨウ素による内部被ばくから守る」ため、妊婦、授乳婦の方を安定ヨウ素剤の服用対象者としています。

ヨウ化カリウムゼリー16.3mg

ヨウ化カリウムゼリー16.3ミリグラム

ヨウ化カリウムゼリー32.5mg

ヨウ化カリウムゼリー32.5ミリグラム

ヨウ化カリウム丸

ヨウ化カリウム丸

服用のタイミング

放射性ヨウ素にばく露される24時間前からばく露後2時間までの間に安定ヨウ素剤を服用することにより、放射性ヨウ素剤の甲状腺への集積の90%以上を抑制することができるとされています。また、すでにばく露された後であっても、ばく露後8時間であれば、約40%の抑制効果が期待できます。

服用回数

原則1回

安定ヨウ素剤についてのQ&A

市の備蓄状況及び配布方法

備蓄量

備蓄量の詳細

  • ゼリータイプ
    (16.3mg/包)100包
    (32.5mg/包)3,000包
  • 丸剤 119,000丸
  • 粉末剤 500g

備蓄場所

市内各小学校(17校)

  • ゼリータイプ
    (16.3mg/包)100包
    (32.5mg/包)3,000包
  • 丸剤 105,000丸

各小学校備蓄数量表(PDFファイル:203.2KB)

彦根市立病院

  • 丸剤 14,000丸
  • 粉末剤 500g

配布及び服用

国の原子力規制委員会が安定ヨウ素剤の服用の必要性を判断し、これに基づき、国の原子力災害対策本部または地方公共団体が配布・服用指示を出すことになっています。

配布場所

一時集合場所(県のモニタリング調査の結果で避難対象地域を決定し、その付近の一時集合場所をご案内します。)

(注意)一時集合場所とは、避難や一時移転の目的で集合する場所

配布等の周知方法

服用が必要となった場合の、配布場所等の周知については、彦根市メール配信システム、アプリ「Yahoo!防災速報」、ラジオ(FMひこね(78.2MHz))、彦根市ホームページ、彦根市災害用ツイッターをはじめ、市広報車、同報系屋外放送設備など多様な方法で周知します。

参考資料

この記事に関するお問い合わせ先

市長直轄組織 危機管理課

電話:0749-30-6150
ファックス:0749-23-1777

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