彦根市放射線量の測定方法等
目的
原子力災害が発生した場合には、異常な放射性物質または放射線の放出が起こり、私たちの生活に影響を及ぼす可能性があります。このような時に平常時と異なる放射線放出に気付くためには、普段から自然界に存在する放射線量やその変動幅についてデータ収集を行っておく必要があります。本市においても、原子力災害が発生した場合に迅速に対応できるよう、比較的安価で購入できる携帯用簡易測定器を活用して、平成23年7月11日から市本庁舎敷地内で大気中の放射線量のデータ収集を行っております。また、平成28年4月1日からは稲枝支所敷地内でも測定を開始し、市内2箇所での放射線量データ収集を行うこととなっております。
測定機器
放射線サーベイメータ(RDS-30)
- フィンランド製ガンマ線周辺線量率等測定
- 測定範囲 1時間あたり0.01マイクロシーベルト~100ミリシーベルトまたは1時間あたり1マイクロレム~1時間あたり10レム
測定場所
- 彦根市元町4-2 彦根市役所本庁舎 東側 地面から1メートルの高さで測定
- 彦根市田原町13-1 稲枝支所敷地内 地面から1メートルの高さで測定(土曜、日曜、祝日を除く)
測定方法
測定機器のスイッチを入れてから、1分後、2分後、3分後、4分後、5分後の値を測定。各値の平均値を測定結果とする。
その他
- 測定結果は、月1回取りまとめてホームページに掲載いたします。
- 本市が測定に使用している携帯用簡易測定器と、文部科学省などが使用しているモニタリングポストでは、機器の違いなどにより測定数値の比較はできませんのでご了承ください。
- 自然界にある放射線量は、気象条件により常に変動しています。また、自然界に存在している放射線量は地域の特性によって若干差異があります。
更新日:2024年09月02日