ツマアカスズメバチにご注意ください!
ツマアカスズメバチは、主に中国や東南アジアなどに生息している外国産のハチです。
これまでは、長崎県対馬でのみ確認されており、環境省としては、日本への侵入をここで食い止めようとしていたところ、平成27年8月に福岡県北九州市でも巣が発見されました。
九州に上陸していることが確認されたことを受け、このたび他の地域への移動がないかの確認をしているところです。
近畿地方ではまだ確認されておりませんし、現在のところ侵入してはいないと考えられておりますが、もし見かけることがありましたら、ご連絡をいただきますようお願いいたします。
ツマアカスズメバチについて
原産地
中国、台湾、東南アジア、南アジア
特長
- 体は全体的に黒っぽいが、腹の先だけオレンジ色。
- 巣が、日本のスズメバチよりも巨大(最大で直径1m)で、樹木のはるか高いところに作ることが多い。
上記の2つが大きな特長です。詳しくは、別添の資料を参照してください。
影響
在来のスズメバチの減少やミツバチなどの捕食される昆虫が減少するなど、生態系への悪影響が考えられます。
在来の生態系への影響が考えられることから、特定外来生物に指定されています。
ツマアカスズメバチの営巣の確認について(お知らせ) (PDFファイル: 2.0MB)
ツマアカスズメバチの基本情報 (PDFファイル: 1.8MB)
連絡先について
万が一、ツマアカスズメバチやその巣を発見された場合には、次の機関へご連絡ください。
- 環境省 近畿地方環境事務所 06-4792-0706
- 滋賀県 自然環境保全課 077-528-3483
- 彦根市 生活環境課 0749-30-6116
- お問い合わせ:平日の午前8時30分から午後5時15分まで。(土曜・日曜・祝日および年末年始は休みです)
- なお、ハチの駆除については、それぞれの土地・建物の管理者での対応をお願いしています。
ご自宅などでの駆除に関しては専門の業者へご依頼ください。電話帳では、「消毒業」という分類で掲載されています。
また、自宅以外の場所については、その場所の管理者にご相談ください。
更新日:2024年09月02日