まとめ
滋賀県は、日本のほぼ真ん中に位置するため、暖かい地方に生息する植物の北限地、寒い地方に生息する植物の南限地であると考えられます。また、日本海側と太平洋側両方の植物が見られるなど、植物学上非常に興味深い地域であります。
彦根市は、滋賀県のほぼ真ん中に位置し、琵琶湖に隣接するとともに、琵琶湖に注がれるいくつもの河川や沼を有する水の豊かなところです。
今回の調査で市内全域の情報を網羅することはできませんでしたが、この水と緑の恵まれた環境は、わずか2年間の調査で、我々にたくさんの生きものを紹介してくれました。
この彦根の豊かな自然は、我々の貴重な財産であり、後世に残していくべきであると、あらためて実感いたしました。
更新日:2024年09月02日