生ごみの「水キリ」でごみ減量!

更新日:2024年01月25日

生ごみの約90%は水分だと言われており、水分を多く含むごみの焼却には、多くのエネルギーを消費し、環境負荷の原因にもつながります。「水キリ」をすることで、ごみ減量や環境負荷を減らせるほか、生ごみの悪臭を抑えることができます。

ごみ出し前の「水キリ」でごみを減量しましょう!

「水キリ」のメリット

ごみ出しの負担軽減!

生ごみは水分量が非常に多いため、「水キリ」をすることで、ごみを効果的に減らすことができます。また、ごみ袋が軽くなることで、ごみ出しの負担を軽減することができます。

環境負荷の低減!

生ごみの水分が減ることで、焼却に必要な化石燃料の使用量が減り、二酸化炭素の発生量を抑えることができます。また、ごみの収集量も減るため、ごみ収集車の使用燃料の削減にもつながります。

生ごみの悪臭を抑制!

生ごみの悪臭の原因であるバクテリアや細菌は、水分がある場所で活発に活動するため、「水キリ」で臭いの発生を抑えることができます。

また、悪臭が抑えられることで、コバエの発生等を減らすことができます。

「水キリ」の3ステップ

1 濡らさない!

  • 料理に使えない部分は、洗う前に切り落としましょう。

2 乾かす!

  • お茶がら、ティーパック、果物や野菜の皮などは、一晩おいて乾燥させましょう。

3 しぼる!

  • 乾かなかった生ごみや水分を多く含んだ生ごみは「ギュッ」と、しぼりましょう。
  • 手でしぼることに抵抗がある方は、水切り器を使用しましょう。水切り器は手作りすることもできます!

ペットボトルで水切りしてみよう!

作製方法

ペットボトル、カッター、ビニールテープの画像

用意するもの

  • ペットボトル(写真では500mlを使用)
  • カッター
  • ビニールテープ

◎ペットボトルのほか、マヨネーズの容器などでも作成できます。

左手でペットボトルの飲み口を持ち、カッターでペットボトルを切っている画像

1.ペットボトルの先端を切ります。

※作業時の怪我にはご注意ください。

ペットボトルの胴部分を切り離した、残りの部分の画像

このような形になります。

ペットボトルの切り口にビニールテープを巻き付けた画像

2.カラーテープ等で切り口を補強し、完成。

使用方法

水切りネット編

中身がある水切りネットをペットボトルの飲み口に通した画像

1.水切りネットをペットボトルの飲み口に通します。

飲み口から出た水切りネットを引っ張り、中身を絞っている画像

2.「ギュッ」と、しぼります。

三角コーナー編

三角コーナーの中にあるごみを、ペットボトルで作成した水切り器で押さえつけている画像

三角コーナーにたまった生ごみを上から「ギュッ」と、押さえつけます。

排水口かご編

排水口かごの中にあるごみを、ぺっとボトルで作成した水切り器で押さえつけている画像

排水口かごにたまった生ごみを上から「ギュッ」と、押さえつけます。

生ごみの「水キリ」は、ごみの減量に大きな効果があります。

ご協力をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境部 生活環境課 ごみ減量・資源化推進室

電話:0749-30-6116
ファックス:0749-27-0395

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