土のうの積み方(積み土のう)
土のうを積み重ねることで越水や住宅への浸水被害を防ぐ方法です。
使うもの
・土のう袋
・土砂
・スコップ
・箕(み)(無ければスコップでも代替可)
・タコ槌(づち)
・一輪車
手順
1.位置を決めて、整地する
2.下流から順に、土のうの縛り口が下になるようして、1/5程重ねて並べる
縛り口は下流側、袋側面の縫い目は裏のり側に向けて置く。
3.箕で土のうの上に土砂を撒く
(注意)土のうの滑り止め材として土砂が必須
4.たこ槌で全体を2回ずつ突き固める。重ね合わせ部分は特によく突き固める
(注意)たこ槌がない場合は、踏み固めで代用
5.2段目以降は、上記2~4と同様の手順を繰り返し段数を増やす
必ず下段と上段で互い違いになるように積み重ねる。
なお、大きさの異なる土のうを互い違いに並べようとすると、並べにくく隙間ができやすい。土のうの大きさの違いは漏水の原因になるため、中詰め材の量を6割程度で統一して、土のう作成する。
6.積み土のう【完成】
その他の浸水対策
・簡易水のう
家庭用のごみ袋を2から3重にして、その中に半分程度の水を入れて口をしっかり縛って作成します。
・簡易水のうと段ボール箱の併用
簡易水のうを段ボール箱に入れて連結して使用します。
・プランターとビニールシートによる方法
花などを植える土のはいったプランターをビニールシートで巻き込み、連結して出入口などに並べて使用します。
引用元:滋賀県土木交通部流域政策局流域治水政策室
更新日:2024年09月02日