モルックについて

更新日:2022年08月03日

モルックとは

モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なkyykkäというゲームを元に、Tuoterengas社(フィンランド)によって1996年に開発されたスポーツです。

地面に立て並べられた複数の木のピンをめがけて、モルックという木の棒を投げ、獲得した点数を競うスポーツです。

とても簡単なルールで老若男女問わず気軽に楽しめます。

道具

モルックに使用する道具は次のとおりです。

モルックに使用する道具

モルック

投げる棒のことをモルックといいます。下手投げを行うのが基本です。

スキットル

木製のピンです。モルックを投げてスキットルを倒し、得点を計算します。

モルッカ―リ

モルックを投げる位置を示します。地面に置いて使用しますが、投げる位置を示すことができれば、ほかのものでも代用可能です。

ルール

基本的には、モルックを投げて倒れたスキットルの内容によって、50点ピッタリになるまで得点したほうが勝ち!というルールです。

詳しいルールは次のとおりです。

1 ゲームスタート時

モルックを投げる地点にモルッカーリを置き、そこから3~4m離れたところにスキットルを右の図の順番に並べます。これがゲームスタート時の配置です。

投擲時にモルッカーリに触れたり、踏み越えるとファウルとなり0点となります。

モルックスタート図

2 ゲームの進め方・得点の数え方

2チーム以上で対戦しますので投てき順を決め、順番にモルックを投げてスキットルを倒します。

このとき複数本のスキットルが倒れた場合は、「倒れた本数=点数」となります。

1本しか倒れなかった場合は、「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」となります。

スキットルは、倒された地点で再び立てられます。スキットルはゲームが進むにつれて広がり、倒すのが難しくなっていきます。

いずれかのチームが50点を先取した時点でゲーム終了となります。

モルック得点例1
モルック得点例2

3 その他のルール

〇完全に倒れていない場合

スキットルが完全に倒れていない(ほかのスキットルと重なって完全に地面についていない)場合はカウントしない。

〇50点を超えた場合

50点を超えて得点した場合は、25点へ減点され、ゲームは継続されます。

〇3回ミスが続いた場合

同一チーム内で、3回連続スキットルを倒せず、失投した場合はそのチームの得点は0点と記録され、失格となります。

この記事に関するお問い合わせ先

スポーツ部 スポーツ振興課

電話:0749-22-5955

ファックス:0749-23-2660

メールフォームからお問合せする