都市公園等の役割と概要

更新日:2019年08月30日

知っていますか?市の木・市の花

 昭和50年に、第26回全国植樹祭が滋賀県で開かれたのを機会に、市民一人ひとりが緑の木々や花を愛し親しみ、緑化意識をたかめていただき、豊かな緑に包まれた美しく明るいまちづくりを推し進めるために、広く市民の方々から公募にて、「市の木・市の花」の名が寄せられ、選定委員会にて選ばれました。

市の木「たちばな」

黄色い実をつけているたちばなの木の写真

古くから縁起のよい木とされ、京都御所紫宸殿前庭の“右近のたちばな”は本種の一つで、本市とは歴史的にも最も由緒が深い。

市の花「はなしょうぶ」

白地に紫が入った1輪のはなしょうぶの写真

わが国の代表的な園芸植物として、水辺に生育して優雅な風情をただよわせ、城下町である本市には堀や庭園、田園地帯など生育に適したところが多い。

公園に沢山咲いているはなしょうぶの写真

庄堺公園のはなしょうぶ園

都市公園の役割

  • 守る
     都市の防災性を向上させ、都市環境を守ります。
  • 育む
     心身の健康づくりに役立ちます。また、人との交流の場となり地域らしさを育みます。
  • 共に生きる
     福祉に貢献します。また自然と人との共生に役立ちます。
  • 憩う
     四季感を演出し、レジャー・レクリエーションの場となります。

彦根市民1人当たりの都市公園面積

  • 平成26年度末 1人当たり都市公園面積 1人あたり12.92平方メートル
  • 国の長期目標 1人当たり都市公園面積 1人あたり20.00平方メートル
    (国 平成25年度末 1人当たり都市公園面積 1人あたり10.1平方メートル)

「都市公園」とは、都市公園法に規定された公園または緑地で、国、県または市が管理するものをいいます。

彦根市の都市公園

 本市における都市公園整備につきましては、総合発展計画において、良好な環境が整った快適で安全・安心なまちづくりの中で、促進しています。本市の都市公園は、県営公園を含め平成26年度末において86か所総面積144.70ヘクタールであります。
 また、その他の公園として、都市計画法の開発行為で設置された公園、ポケットパーク等が238か所総面積5.75ヘクタールあります。
 これらの公園が広くみなさまに愛され利用されることを願い、主な公園を紹介します。

金亀公園【こんきこうえん】(金亀町地先)

 彦根城(金亀城)を含む面積37.9ヘクタールの都市公園(総合公園)であり、城山北側の公有水面(一部田)8ヘクタールを埋め立て、昭和43年度から整備に着手野球場、テニスコート等運動施設をはじめ、修景広場遊具広場等整備を進め、図書館前広場、駐車場の整備を終え、昭和57年度完成し一年を通じて多くの市民に利用されています。
 平成元年度「日本の都市公園100選」、平成18年度「日本の歴史公園100選」に選ばれており、文化的価値を有し、彦根市を代表する公園です。

空から写した金亀公園全体写真
水路があり、芝生が広がるエントランス広場の写真
わんぱく広場遊具の写真
わんぱく広場の複合遊具の写真

荒神山公園【こうじんやまこうえん】(日夏町地先)

 彦根市の南西部の荒神山北側に位置し、周辺には曽根沼湖岸緑地、宇曽川、野田沼、琵琶湖、田園と自然環境にも恵まれた場所であり、スポーツや野鳥などの自然観察・魚釣りにと市民の貴重な憩いの場になっています。
 良好な風致下にあり、スポーツ・文化活動の一大拠点となる「緑のレクリエーションセンター」として位置付け面積16.6ヘクタールの総合公園として、野球場、テニスコート、多目的広場、グラウンドゴルフ場などの施設整備を行っています。広々とした広場、芝の山など明るくのどかな開放感のある公園です。
 また、園内には創造性豊かな子どもたちの健全育成と文化・体育の振興に資する目的で、彦根市子どもセンターを設置しています。

子どもセンター外観の写真
広々と広がった芝生の中にある野外ステージ
カラフルな荒神山公園遊具の写真

千鳥ケ丘公園【ちどりがおかこうえん】(和田町他)

 市街地のなかにある、クヌギ、コナラ等の雑木林で覆われた標高140メートルの小高い山で、自然保全の観点からも貴重な山であります。優れた自然をより一層育て、また、利用し、人々と自然がふれあう面積19ヘクタールの総合公園として、計画し、自然と共生した休憩施設や散策路などの整備を図かりました。
 また、西側の平田町からの入り口付近には、エントランスゾーンとして、多目的広場、駐車場等を整備し、レクリエーションの場として利用していただいています。

木々に囲まれた千鳥が丘公園の遊歩道の写真
緑の木々の中にある休憩所の写真

庄堺公園【しょうさかいこうえん】(開出今町地先)

 本公園は、市の南西部に位置し、JR南彦根駅からバスで10分の所にあり、面積4.2ヘクタールの地区公園として、平成14年度に供用開始しています。
 公園を含む周辺一体は福祉ゾーンとして位置付けられ、これらの施設と一体的な利用を図り、多世代の交流の場となるよう整備しています。
 周りは住宅の開発が進む地域で、多くの住民に利用され、お年よりから子どもまでが楽しんでもらえる、豊かな緑の中に包まれ、四季の花の咲く安らぎの場であります。
 本公園には、24種、約1,200本のバラ園と28種、約3,000本のはなしょうぶ園を設け、ハーブ園、花壇には草花が開花し、夏季にはサルスベリが咲き誇り、四季を通し草花を満喫できる公園です。

赤いバラの写真
バラ園全体を写した写真
庄堺公園全体の写真
滑り台のある少年の丘遊具の写真

福満公園【ふくみつこうえん】(西今町地先)

 本公園は、JR南彦根駅に近く、市街化が進む中で、面積1.2ヘクタールの近隣公園として、平成14年度に供用開始しています。主な施設は、鏡の広場、遊びの広場、中央のお祭り広場、狩猟の丘、遺跡の丘、入り口付近の遺跡の広場、噴水などです。
 本公園の周辺には、福満遺跡(集落跡)をはじめとして数多くの遺跡が分布しています。福満遺跡は、縄文時代末から平安時代に及ぶ複合遺跡であり、縄文時代の遺物が入る包含層では竪穴式住居跡をはじめとする遺構面も確認されています。この周辺には多数の遺跡が点在することからみても、この一帯には集落が在った可能性が考えられ、「集落」を一つのキーワードとして全体を構成しています。
 遺跡を再現した史跡公園ではなく、近隣公園の中にテーマとして取り入れたものです。
 勾玉の噴水池、埴輪の標識等興味を注ぐ公園です。

埴輪の標識
公園にある高床式倉庫の様な外観の展望台の写真
福満公園の勾玉の噴水池の写真

外馬場公園【そとばんばこうえん】(京町二丁目地先)

 本公園は、銀座商店街の北側に位置し、昭和31年に開設され、古くから市民に親しまれてきた面積0.28ヘクタールの街区公園です。水遊び場や遊具が設置され、クスノキやヒマラヤスギが大きく育つ緑豊かな木陰の多い公園です。

公園入口から見た外馬場公園の写真
外馬場公園水遊び場の写真

この記事に関するお問い合わせ先

都市政策部 都市計画課

電話:0749-30-6124
ファックス:0749-24-8517

メールフォームからお問合せする