彦根城の世界遺産登録推薦に係る文化審議会の見解に対する市長コメント

更新日:2023年07月04日

7月4日、文部科学大臣が、文化審議会において、彦根城の世界遺産登録推薦について、ユネスコの事前評価制度を活用して今後の方向性を検討すべきという見解が示されたことを発表されました。このことに対する市長コメントは以下のとおりです。

彦根城の世界遺産登録実現は、1992年に暫定リストに記載されて以降、彦根市民が長い間実現を望んできた「悲願」です。そのため私たちは、国や県と連携をはかりながら様々な取組を進めてきました。そして、市民の皆様や各団体の皆様には、世界遺産登録の機運を盛り上げるための様々な取組をしていただきました。心から感謝申し上げます。

市としてなぜ世界遺産登録を推進するのか。それは、世界遺産登録が、持続可能なまちづくりを実現するための重要な手段の一つだからです。世界遺産にふさわしいまちづくりを進めることは、そのプロセスを含め、この地域の将来にとって重要な取組だと市長就任以来一貫して考えてまいりました。

この度、彦根城については、顕著な普遍的価値の証明に係る課題に更に対応するとともに、ユネスコの事前評価に申請し、その評価結果を踏まえて今後の方向性を検討すべき等の文化審議会の意見が、発表されました。気の引き締まる思いで事前評価の決定を受け止めました。

今後も彦根城の世界遺産登録の実現に向けて、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

彦根市長 和田 裕行

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