日本脳炎の特例対象者の予防接種について

更新日:2022年10月01日

  日本脳炎の予防接種は、平成17年(2005年)5月30日に厚生労働省からの通知により、積極的な接種勧奨を控えられていた時期がありましたが、その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けていただけることになりました。接種の差し控えのあった下記の生年月日に該当するお子さんは、日本脳炎特例対象者として、不足回数分を無料で受けられます。 日本脳炎の予防接種は、合計で4回です。

日本脳炎の接種間隔と回数
接種回数 定期の接種間隔 接種期限
第1期初回(2回) 前回の接種から、6から28日の間 3歳から7歳6か月を迎えるまで
第1期追加(1回) 第1期初回接種終了後、おおむね1年おく 3歳から7歳6か月を迎えるまで
第2期(1回) 1期接種終了後、6日以上の間をあける 9歳から13歳を迎えるまで

日本脳炎特例対象者

平成19年4月1日生までの20歳未満のお子さん

20歳を迎える日の前日までの間、不足回数分を無料で接種が出来ます。

過去の予防接種履歴ごとの接種方法
過去の接種歴 その後の接種方法
第1期初回接種のうち、1回のみ受けた人 ・2回目と3回目を6日以上の間隔をあけて接種
・4回目(2期)は9歳以上で接種し、3回目との接種間隔は6日以上あける
第1期初回接種のうち、2回受けた人 ・3回目を接種
・4回目(2期)は9歳以上で接種し、3回目との接種間隔は6日以上あける
第1期初回接種のうち、3回受けた人 ・4回目(2期)を9歳以上で接種し、3回目との接種間隔は6日以上あける
第1期をまったく受けていない人 ・6日から28日までの間隔をおいて2回、2回目接種から標準的には1年後に3回目を接種
・4回目(2期)は9歳以上で接種し、3回目との接種間隔は6日以上あける

注意事項

 

  1. 接種前には必ず接種歴を確認し、重複接種が無いようにご注意ください。
  2. 接種間隔については、かかりつけの医師と相談してください。
  3. 13歳以上の女性への接種に当たっては、妊娠中、もしくは妊娠している可能性がある場合には原則接種しないこととし、予防接種の有益性が危険性を上回ると判断した場合のみ接種できます。
  4. 16歳以上の方が接種を受ける際は、保護者の同伴及び署名は不要です。(16歳未満は、保護者の同伴を原則とします。)ただし13歳以上16歳未満の人は、やむを得ない事情等で保護者が同伴できない場合は、予診票裏の保護者非同伴の同意書を記入することで接種することが出来ます。事前に予診票を保護者が記載する必要があります。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 健康推進課

電話:0749-24-0816
ファックス:0749-24-5870

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