地域学校協働本部事業
地域学校協働本部について
地域とともにある学校づくりを推進しながら、学校を核とした地域コミュニティの構築を図るため、多くの幅広い層の地域住民、団体等が参画し、緩やかなネットワークを形成することにより、地域学校協働活動を推進する体制のことで、地域学校協働本部の設置にあたっては、以下の3つの要素を備えていることが必要です。
- コーディネート機能(地域学校協働活動推進員等を中心として)
- 多様な活動(より多くの人材の参画による多様な活動の実施)
- 継続的な活動(地域学校協働活動の継続的・安定的実施)

地域学校協働本部と協働体制の在り方
地域学校協働活動とは
地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。
「支援」から「連携・協働」へ
地域学校協働活動の実施にあたっては、地域による学校の「支援」から、地域と学校のパートナーシップに基づく双方向の「連携・協働」へ移行していくことが求められています。地域と学校でどのような地域をつくっていくのか、どのような子どもを育てていくのかという将来構想や、それに基づく目標、計画を共有し、地域と学校がパートナーとして「連携・協働」していくことが大切です。
主な取組内容
(1)学びによるまちづくり、地域課題解決型学習・郷土学習
- 地域資源を理解し、その魅力を伝えたり、地域活性化のための方策を考え実行する活動
- 「ふるさと」について地域住民から学び、自らの地域について調べたり、発表したりする活動
- 地域住民とともに学ぶ防災教室、地域の環境問題解決学習、地域の産業や職場体験学習、郷土の伝統文化学習 等

町探検のサポート

地域の伝統文化を学ぶ
(2)学校に対する多様な協力活動
登下校の見守り、環境整備(花壇。通学路等)、本の読み聞かせ、授業補助、部活動支援協働、企業等による出前授業等のプログラム

本の読み聞かせ

環境整備

ミシン学習の支援
(3)家庭教育への支援活動
保護者が安心して子育てや家庭教育を行うことができるよう支援する取組
※「地域家庭教育支援事業」は令和6年度から地域学校協働本部事業の1つのメニューとなりました。

連絡会議

協働活動サポータによる児童支援

登校支援
(4)地域の行事、イベント、ボランティア活動等への参画
イベントにおけるボランティア体験学習、伝統行事やお祭りでの芸能の発表や楽器の演奏、防災訓練への参画

地域の清掃活動に参加

茶道体験
(5)その他の様々な活動
地域未来塾(地域住民による学習支援)、地域の教育機関と連携した活動

地域未来塾(学習支援)

地域の高校と連携したプログラミング学習
更新日:2024年09月03日