回復体位(成人)

更新日:2020年01月09日

  • 反応はないが、息を観察した結果、普段どおりの息をしている場合。
  • 心肺蘇生法を実施したところ、普段どおりの息が現れた場合。
  • 反応はあるが、今ひとつはっきりしない場合や、気分の悪さを訴えており、嘔吐する可能性がある場合にも有効。
    回復体位は嘔吐物等による窒息を防ぐために実施する。
救護者が仰向けに寝ている傷病者の右肩と右手首を体の側面に沿うように押さえている写真
救護者が傷病者の右肩と右手首を押さえたまま横向きにしている写真
傷病者が横になりながら上側の手の甲に顔を乗せ上側の膝を曲げている写真

1.傷病者を横向きに寝かせる

2.下顎を前に出して(頭部を後屈させ)気道を確保する

3.下側の肘を曲げ、上側の手の甲に傷病者の顔を乗せる

4.上側の膝を約90度曲げて身体を支えるようにする

この記事に関するお問い合わせ先

消防署 本署

電話:0749-22-6119
ファックス:0749-22-9427

メールフォームからお問合せする