小児のけいれん

更新日:2019年10月12日

けいれんの原因は、発熱によるものから脳の病気までさまざまです。
最も多いのは熱性けいれんで、典型的には6ヶ月から2歳の小児が38度以上に発熱したときにおこすけいれんで意識障害を伴いますが、けいれん自体は5分以内で自然に止まり、意識も完全にもとに戻ります。
それ以上けいれんが続いたり、くり返すときは、病院に連れて行きましょう。

  • けいれんをおこしたとき、倒れてもけがをしないように、周囲のものを取り除きます。
  • あわてて大声で名前を呼んだり、揺さぶって刺激を与えてはいけません。
  • 衣服を緩めて、顔を横に向けて寝かせます。
  • 口の中に食物や吐物がある場合は、指先に布を巻いてぬぐい取りますが、このときに、のどに押し込まないように注意します。

注意

  • けいれんだけでなく、頭痛、吐き気、嘔吐を伴うときは、すぐに病院に連れて行きましょう。
  • 病院では、医師にいつ、どの部分からどのようにけいれんが始まったのか、また、けいれんが治まったときの様子も報告してください。

この記事に関するお問い合わせ先

消防署 本署

電話:0749-22-6119
ファックス:0749-22-9427

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