北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合におけるJアラートによる情報伝達に関するQ&A 彦根市版

更新日:2022年03月01日

【Jアラートについて】

Q1. 「Jアラート」 とは何か。

(回答)

Jアラートとは、「全国瞬時警報システム」を簡略した呼び方です。

国から、ミサイル情報や緊急地震速報、津波情報など、時間的余裕のない緊急情報を注意が必要な地域に送信し、市町村等に設置されている防災行政無線や、コミュニティFM、登録制メールなどを自動的に起動させて、瞬時に伝達するシステムです。

本市では、Jアラートが起動した場合は、自動的にFMひこね(ラジオ78.2メガヘルツ)への割り込み放送、市防災行政無線(市立病院事務局と63避難場所等)および市有69施設(別紙参照)の館内放送、防災用屋外放送設備を通じて、国民保護サイレンと緊急情報が流れます。

Q2. Jアラートでは具体的にどこから情報が伝わるのか。

(回答)

市町村によって異なりますが、本市の場合は、

  • エフエムひこね(ラジオ78.2メガヘルツ)
  • 市防災行政無線(市立病院事務局と63避難場所等)
  • 市有69施設の館内放送(別紙参照)
  • 同報系屋外放送設備

を通じて自動的に情報をお伝えします。

また、携帯電話(スマートフォンを含む。)にエリアメール・緊急速報メールが届きます。  

参考

その他にも、エムネットやJアラート等を通じて国から得た情報は、彦根市ホームページ、彦根市総合情報配信システム、彦根市災害用ツイッターおよびFMひこね等を活用して、情報を提供しますが、ミサイル発射後短時間で着弾することが予想されますので、Jアラートのサイレン音に気付いたら、市民の皆さんは、自らの命を守るための行動を迅速に取っていただくことが重要です。  

【情報伝達の概要について】

Q3. どのような場合にJアラートが使用されるのか。

(回答)

Jアラートは、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性または領土・領海を通過する可能性がある場合に使用されます。

逆に、その可能性がないと判断された場合は、Jアラートは使用されません。

なお、日本の排他的経済水域(EEZ)内にミサイルが落下する可能性がある場合は、Jアラートは使用されませんが、船舶、航空機に対して迅速に警報が発せられます。

Q4. 実際、本市では、どのように情報伝達が行われるのか。

(回答)

ミサイルが日本に飛んで来る可能性がある場合には、政府が、24時間いつでも Jアラートを使用して、注意が必要な地域に緊急情報をお伝えします。

本市では、Jアラートが起動した場合は、自動的にFMひこねへの割り込み放送、市防災行政無線(市立病院事務局と63避難場所等)および市有71施設(別紙参照)の館内放送、防災用屋外放送設備を通じて、国民保護サイレンと緊急情報が流れます。また、携帯電話(スマートフォンを含む。)にエリアメール・緊急速報メールが配信されます。

参考

その他にも、エムネットやJアラート等を通じて国から得た情報は、彦根市ホームページ、彦根市総合情報配信システム、彦根市災害用ツイッターおよびFMひこね等を活用して、情報を提供しますが、ミサイル発射後短時間で着弾することが予想されますので、Jアラートのサイレン音に気付いたら、市民の皆さんは、自らの命を守るための行動を迅速に取っていただくことが重要です。

【弾道ミサイル落下時の行動(落下または通過する前)について】

Q5. 「ミサイルが発射された」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、弾道ミサイル発射の情報を伝達し、避難を呼びかけます。

屋外にいる場合は、近くの建物(できれば頑丈な建物)の中または地下街地下駅舎(本市においては、商業施設やマンション等の地階等)等の地下施設に避難してください。

本市には、地下街や地下駅舎はありませんが、市外で地下施設がある場所におられる時は、地下施設へ避難してください。

屋内にいる場合は、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難してください。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

なお、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断された場合には、その時点で改めて、ミサイルが落下する可能性がある旨が伝達し、直ちに避難することを呼びかけます。

Q6. 「ミサイルが落下する可能性がある」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

【屋外にいる場合】

近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(本市においては、商業施設やマンション等の地階等)に避難してください。

本市には、地下街や地下駅舎はありませんが、市外で地下施設がある場所におられる時は、地下施設へ避難してください。

近くに適当な建物等がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください。

【屋内にいる場合】

できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

Q7. どのような建物などに避難すれば良いのか。

(回答)

近くの建物(できればコンクリート造り等頑丈な建物)の中または地下街、地下駅舎(本市においては、商業施設やマンションなどの地階等)などに避難してください。

本市には、地下街や地下駅舎はありませんが、市外で地下施設がある場所におられる時は、地下施設へ避難してください。

Q8. 近くに頑丈な建物又は地下がない場合はどこに避難すれば良いのか。

(回答)

近くの建物の中へ避難してください。近くに避難できる建物がない場合には、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってください。

Q9. なぜ建物の中または地下へ避難するのか。

(回答)

ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには、建物(できれば頑丈な建物)の中または地下(地下街、地下駅舎などの地下施設。本市においては、商業施設やマンションなどの地階等)への避難が有効だからです。

Q10. 近くに建物又は地下がない場合はどうすれば良いのか。

(回答)

ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるため、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってください。

Q11. 避難する際には、避難施設として都道府県知事に指定されている建物又は地下施設に避難しなければならないのか。

(回答)

避難施設として指定されているかどうかにかかわらず、近くの建物(できれ頑丈な建物)の中または地下施設(本市においては、商業施設やマンションなどの地階等)に避難してください。

本市の避難施設は、自然災害時の避難場所と同じです。

Q12. 自宅にいる場合はどうしたら良いのか。

(回答)

すぐに避難できるところに、より頑丈な建物や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設。本市においては、商業施設やマンションなどの地階等)があれば直ちにそちらに避難してください。それができない場合は、自宅で、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

Q13. 建物内に避難してから気をつけることはあるか。

(回答)

爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

Q14. 弾道ミサイルの情報が伝達されたとき、自動車の車内にいる場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります。

車を止めて近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街、地下駅舎などの地下施設。本市においては、商業施設やマンションなどの地階等)に避難してください。

周囲に避難できる建物や地下施設がない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。

Q15. 車から出ると危険な場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください。

【弾道ミサイル落下時の行動(落下又は通過した後)について】

Q16. 「ミサイルは、●●地方から●●へ通過した」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

政府からの情報について、テレビやラジオで確認してください。

引き続き避難をしていただく必要はありませんが、もし、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、すぐに警察や消防に連絡してください。

Q17. 「ミサイルが●●地方に落下した可能性がある」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難してください。

弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。

そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなど使用可能なメディアを通じて情報収集に努めてください。

また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。

もし、近くにミサイルが着弾した場合は、弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、次のように行動してください。

  • 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
  • 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして屋内を密閉してください。

Q18. 「ミサイルが●●地方に落下した可能性がある」との情報伝達後の続報とはどのような情報が伝達されるのか。

(回答)

政府からの情報について、テレビやラジオで確認してください。 引き続き避難をしていただく必要はありませんが、もし、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、すぐに警察や消防に連絡してください。

【情報伝達について】

Q19. 「ミサイルが●●海に落下した」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのか。

(回答)

政府からの情報について、テレビやラジオで確認してください。

引き続き避難をしていただく必要はありませんが、もし、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、すぐに警察や消防に連絡してください。

Q20. 国民保護サイレン音はどのような時に鳴るのか。

(回答)

国がJアラートを使用すると、本市では、自動的にFMひこねへの割り込み放送、市防災行政無線(市立病院事務局と63避難場所等)および市有71施設(別紙参照)の館内放送で、ミサイル等の緊急情報が流れますが、この時に原則として国民保護サイレンが鳴ることとなっています。

なお、携帯電話・スマートフォンにエリアメール・緊急速報メールが届きます。

Q21. ミサイル情報を伝達するエリアメール・緊急速報メールの着信音は国民保護サイレン音なのか。

(回答)

津波や火山情報などに関するエリアメール・緊急速報メールの場合と同じ着信音です。国民保護サイレンではありません。

ミサイル情報のエリアメール・緊急速報メールの着信音は、以下のサイトをご確認ください。  

Q22. 全ての携帯電話 ・スマートフォン がJアラート のエリアメール・緊急速報メールを受信できる訳ではないと聞いたが、どうなのか。

(回答)

携帯電話・スマートフォンのほとんどが、緊急速報メールを受信できますが、製造が古いものや、いわゆる格安スマホの一部など、受信できないものがあります。    

そのため、お持ちの携帯電話・スマートフォンが受信可能かどうかの確認方法と、受信できない(または受信できるか分からない)場合の対策を、消防庁が公表して改善を呼びかけております。

Q23. 所有している携帯電話 ・スマートフォンが、Jアラート作動時にエリアメール・緊急速報メールを受信するか知るためには、どうすれば良いか。

(回答)

消防庁において、受信可能な機種かどうかの確認方法と、受信できない場合等の対策をまとめて、ホームページに公表しています。そちらをご覧ください。

【その他】

Q24.これまでJアラートにより弾道ミサイルに関する情報伝達を行った実績はあるのか。

(回答)

北朝鮮が予告して「人工衛星」と称する弾道ミサイルを発射した平成24年12月12日および平成28年2月7日と、予告なく弾道ミサイルを発射した平成29年8月29日と平成29年9月15日に、それぞれ「ミサイル発射情報」と「ミサイル通過情報」をJアラートにより伝達しました。

Q25.北朝鮮から弾道ミサイルが発射されてもJアラートで情報が伝達されないことがあるのはなぜか。

(回答)

Jアラートは、ミサイルが日本の領土・領海に落下又は通過する可能性ある場合に使用されます。 逆にその可能性がないと判断した場合は、Jアラートは使用されません。また、ミサイルの落下または通過が予測される場所によって、Jアラートが伝達される地域が異なります。

滋賀県の場合、中部地方、近畿地方、中国地方のいずれかの地域にミサイルの落下または通過が予測された際、Jアラートでの情報伝達がされることとなります。

Q26.弾道ミサイルが発射されて、何分くらいで、Jアラートから情報が発信されるのか。

(回答)

具体的な時間は、弾道ミサイルの種類や、発射の方法などにより異なりますが、例えば、平成29年9月15日6時57分頃に、北朝鮮西岸から発射された弾道ミサイルについては、7時00分に、国からJアラートによる情報発信がされました。

Q27. ミサイルは、発射から何分位で日本に飛んでくるのか。

(回答)

北朝鮮からミサイルが発射され、日本に飛来する場合、極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。 例えば、平成28年2月7日に、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付から発射された弾道ミサイルは、約10分後に、発射場所から約1,600キロメートル離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。 なお、弾道ミサイルの種類や発射の方法、発射場所等により、日本へ飛来するまでの時間は異なります。

この記事に関するお問い合わせ先

市長直轄組織 危機管理課

電話:0749-30-6150
ファックス:0749-23-1777

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