生ごみの「水キリ」でごみ減量!
生ごみの約90%は水分だと言われており、水分を多く含むごみの焼却には、多くのエネルギーを消費し、環境負荷の原因にもつながります。「水キリ」をすることで、ごみ減量や環境負荷を減らせるほか、生ごみの悪臭を抑えることができます。
ごみ出し前の「水キリ」でごみを減量しましょう!
「水キリ」のメリット
ごみ出しの負担軽減!
生ごみは水分量が非常に多いため、「水キリ」をすることで、ごみを効果的に減らすことができます。また、ごみ袋が軽くなることで、ごみ出しの負担を軽減することができます。
環境負荷の低減!
生ごみの水分が減ることで、焼却に必要な化石燃料の使用量が減り、二酸化炭素の発生量を抑えることができます。また、ごみの収集量も減るため、ごみ収集車の使用燃料の削減にもつながります。
生ごみの悪臭を抑制!
生ごみの悪臭の原因であるバクテリアや細菌は、水分がある場所で活発に活動するため、「水キリ」で臭いの発生を抑えることができます。
また、悪臭が抑えられることで、コバエの発生等を減らすことができます。
「水キリ」の3ステップ
1 濡らさない!
- 料理に使えない部分は、洗う前に切り落としましょう。
2 乾かす!
- お茶がら、ティーパック、果物や野菜の皮などは、一晩おいて乾燥させましょう。
3 しぼる!
- 乾かなかった生ごみや水分を多く含んだ生ごみは「ギュッ」と、しぼりましょう。
- 手でしぼることに抵抗がある方は、水切り器を使用しましょう。水切り器は手作りすることもできます!
ペットボトルで水切りしてみよう!
作製方法

用意するもの
- ペットボトル(写真では500mlを使用)
- カッター
- ビニールテープ
◎ペットボトルのほか、マヨネーズの容器などでも作成できます。

1.ペットボトルの先端を切ります。
※作業時の怪我にはご注意ください。

このような形になります。

2.カラーテープ等で切り口を補強し、完成。
使用方法
水切りネット編

1.水切りネットをペットボトルの飲み口に通します。

2.「ギュッ」と、しぼります。
三角コーナー編

三角コーナーにたまった生ごみを上から「ギュッ」と、押さえつけます。
排水口かご編

排水口かごにたまった生ごみを上から「ギュッ」と、押さえつけます。
生ごみの「水キリ」は、ごみの減量に大きな効果があります。
ご協力をお願いいたします。
更新日:2024年09月02日