近江鉄道線は「わたしたちの電車」

更新日:2021年03月26日

近江鉄道線を存続させる基本的な枠組みが決まりました

近江鉄道線については、滋賀県と沿線5市5町により存続を図るための協議を続けています。

昨年3月には全線を存続させることが決定し、昨年12月と今年3月の協議で、上下分離方式を採用することと、存続に必要な費用を分担する県と市町の割合について合意されました。

 

近江鉄道線は、彦根市内にも7駅があり、各駅の利用者を合計すると年間100万人以上になります。沿線には高校や工場などが立地し、通勤・通学のなくてはならない交通手段として活用されています。また、地域住民の生活を支える交通手段としても、今後ますます重要な役割を果たすと考えられます。

 

近江鉄道線は、120年以上の間、民間鉄道会社の事業として運行されてきましたが、将来的には、鉄道事業者だけでなく、行政や住民も積極的に関わり、地域全体で盛り上げていくことが期待されます。

 

近江鉄道沿線には、多賀大社や太郎坊宮などの観光地のほか、まだまだ知られていない魅力的な土地や施設があります。また、運賃も、金・土・日・祝日はお得な乗り放題チケットが販売されており、さらに、追加料金なしで自転車を持ち込むことができる電車もあります。

 

市民の皆さんにおかれましては、近江鉄道線を「わたしたちの電車」として、これまで以上に関心を持っていただき、積極的にご利用いただきますようお願いいたします。

近江鉄道存続協議の詳細については、こちらをご参照ください。

近江鉄道に関するおすすめ情報や、最新の運行状況などについては、こちらをご覧ください。