Anniversary!!20thひこにゃん(広報ひこね2026年4月号掲載)


2006年4月13日に「国宝・彦根城築城400年祭」のPRキャラクターとして誕生してから20年間、そのかわいらしい容姿と、のんびりとした動きが「ゆるい」と人気になり、彦根の大人気キャラクターとして活躍してきました。
今回の特集では、20年間のひこにゃんの活躍を振り返り、その裏で奮闘してきた人たちの思いと情熱をご紹介します。
ひこにゃんのあゆみ
2006年
豪徳寺(世田谷区)の招き猫。彦根藩主・井伊直孝公を雷雨から救ったと伝えられており、ひこにゃんのモデルとなっています。
2006年4月13日、「国宝・彦根城築城400年祭」のPRキャラクターが、全国1167点の応募から「ひこにゃん」と命名されて誕生。さまざまなイベントに出演し、翌年の400年祭をPRしました。
日本橋高島屋の大近江展で大ブームを巻き起こし、ファン殺到で人気が爆発。400年祭を盛り上げ、全国イベントでご当地キャラクターの先駆者として活躍を広げました。
当時を知る市の職員がひこにゃんの誕生を振り返ると、一様に「ここまでの存在になるとは思っていなかった」と話します。
2008年
当時のポスター
「ゆるキャラまつりin彦根」(現ご当地キャラ博)が初開催されました。
全国のゆるキャラが大勢集結し、彦根城下でイベントを盛り上げ、ゆるキャラブームの火付け役として全国的な注目を浴びました。
2010年

ファンクラブが発足。発足式には全国のファン有志がふるさと納税会員として参加し、ひこにゃんと記念撮影や握手会を実施しました。
ご当地キャラ文化の新たな絆を象徴するイベントとなりました。
2014年

東日本大震災で被災した福島県富岡町に彦根市が復興支援をしていた縁から「富岡町復興への集い2014」に特別ゲストとして参加。
町長に義援金を手渡し、被災地の心に希望を届けました。
2018年

LINEスタンプ「ひこにゃんといいのすけ」をリリース。スマートフォンを通じて全国のファンの日常会話に登場するようになりました。
ひこにゃんのかわいらしい仕草が詰まったスタンプは、若い世代を中心に人気を集め、これまでイベント会場や紙媒体が中心だったひこにゃんのPRを、オンラインへと大きく広げる役割を果たしました。
2023年

ひこにゃん公認ライバルキャラクター「わるにゃんこ将軍」が登場。
さらに四番町スクエアにひこにゃん・わるにゃんこ将軍グッズを豊富に取り揃えたひこにゃんショップがオープンし、話題を呼びました。
2024年

「ひこにゃんえほん」が発売。原作者もへろんさん描きおろしの心温まる物語が子どもから大人まで好評でした。
さらにNintendo Switchゲーム「おさんぽひこにゃん」をリリース。ゲーム展開で新たなファン層にもアプローチし、ご当地キャラの進化を印象づけました。
2026年は、20周年記念事業がもりだくさん!
誕生日までの3日間、イベントがめじろ押し
- 4月11日(土曜日)
生誕20周年記念パーティー @ひこね市文化プラザ - 4月12日(日曜日)
記念イベント @四番町スクエア - 4月13日(月曜日)
誕生日セレモニー @彦根城内
ひこにゃんファンクラブ名誉会長大橋悠依さんによる、 観光大使就任記念講演会 @ひこね市文化プラザ
ひこにゃんえほん~とくべつへん~が登場
新作絵本
国税庁から、ひこにゃん絵本の新作「よいにゃんことみんなのおこめのおはなし」が20周年を記念して公開されました。
たねや・クラブハリエとコラボした商品が発売
ひこにゃん特別パッケージのバームクーヘンやふくみ天平などが、彦根美濠の舎とオンラインで令和8年4月1日(水曜日)から一般販売開始です。
特別パッケージの商品
画像提供:たねや・クラブハリエ
まちの誇りをこれからも
ひこにゃんと一緒に仕事できたことは、私の誇り
初代お世話係 松宮さん
ひこにゃんが誕生した2006年、初めてのお世話係となった松宮さんは、最も長くひこにゃんを担当した職員です。「今では多くの方に愛される存在となりましたが、最初はひこにゃん目当てに来られるお客さんは少なかったように思います。」
しかし、地道に国宝・彦根城築城400年祭のPRを続けるうち、その愛くるしい姿が多くのマスコミに広く取り上げられ、気付けば登場のたびにファンの皆さんに囲まれるようになったのだと言います。また、当初は「お手入れのコツ」がつかめず、ひこにゃんにしかられたこともあるそうです。
そして、ひこにゃんの人気を語るうえで欠かせないのが、ひこにゃんファンクラブの初代会長であり、当時の彦根商工会議所会頭、故・北村昌造さんです。「どれだけ忙しくても、毎日必ず事務所に寄り、私たち職員を激励してくださいました。また、ひこにゃんとともに全国各地に出かけ、一生懸命に彦根をPRしていただきました。ブレイクのきっかけを作った方の一人です。まさに育ての親と言えるんじゃないでしょうか。」
手探りから生まれた奇跡の始まりを語る松宮さんの言葉は、偶然ではなかった愛される理由を物語ります。
イベントではひこにゃんをフォロー
ハワイでひこにゃんとともに 彦根市のPRをする北村さん
特別な空間を作る、不思議な力
ひこにゃんファンクラブ会長
井伊家18代当主 井伊 直岳 さん

19回目の誕生日でひこにゃんを祝福する井伊さん
2019年、ひこにゃんファンクラブの会長の職を北村さんから引き継いだのは、江戸時代に彦根藩の藩主を務めた大名家・井伊家の18代当主、井伊直岳さんです。井伊さんもまた、ひこにゃんの誕生から20年の歩みを見つめ続けてきたひとりです。 「ファンクラブの集いでは、ファンの皆さんとのふれあいをひこにゃんが楽しんでいます。その姿を見て会場の雰囲気はさらに温かくなり、そこは一期一会の特別な空間になります。」と語ります。ファンクラブの会員数は4,000人を超えますが、井伊さんは長年にわたりひこにゃんを支えるファン一人ひとりに、心から感謝しています。
彦根城をはじめとする歴史探訪に来る観光客が多いと思いますが「ひこにゃんに会いたい」と訪れる方も増えました。「ひこにゃんは彦根に人を招いてくれている」と振り返ります。 そして、ひこにゃんの魅力についてこう語ります。「やはり“癒し”です。どんなときも穏やかに人に寄り添う姿には、忙しい社会の中で、疲れた心をふっとやわらげてくれるような力があります。これからも、ひこにゃんが多くの人の心にやすらぎと笑顔を届けてくれる存在であってほしい」と話されました。
新しい挑戦と、変わらないひこにゃんらしさ
現在のお世話係
田中さん

YouTubeでひこにゃんと共演
近年は市の運営するYouTubeチャンネルに積極的に出演するなど活動の幅を広げているひこにゃん。その日々を支えているのが、現在のお世話係、田中さんです。
「誕生から20年がたった今でも、“ゆったりとした動き”と“礼儀正しさ”でたくさんの人を笑顔にしています。私たちはその“ひこにゃんらしさ”を大切にしながら、SNSの活用など時代に合わせた新しい表現にも挑戦しています」と話します。
全国各地への出陣イベントでは、「ひこにゃんが大好きなの!」と声をかけられることも多く、そのたびにひこにゃんの大きな影響力を実感しているそうです。
「出陣先では、ひこにゃんともども礼儀正しく、そして細やかな心配りを忘れないようにしています。ひこにゃんは彦根を代表する存在。どこへ行っても“彦根っていいまちだね”と感じてもらえるよう、これからも心を込めて活動していきたいと思います。」
キャラも、人も、受け入れられる場所「ご当地キャラ博」

誇りの持てるイベントに
ご当地キャラ博in彦根実行委員会代表 荒川さん
毎年10月中旬に開催され、全国各地から個性あふれるキャラクターが集まり、多くの来場者で賑わう「ご当地キャラ博」はひこにゃんを象徴するイベントのひとつです。2008年に彦根で誕生し、今では全国のご当地キャラファンにとって特別な場所となっています。
そんな一大イベントを支える中心人物の一人が、立役者である荒川さんです。「彦根市民が誇りに思えるイベントになってほしいし、市外の方には、彦根とご当地キャラの魅力を知るきっかけになってほしい」そんな思いを胸に、全国の自治体にアプローチをしたんだとか。
また荒川さんには「見るイベントよりも、共に作るイベントを」との思いがあり、ボランティアの参加を大事にされています。イベント当日だけでなく、前日準備や事前の打ち合わせまで、ボランティアの皆さんと共に奔走されました。近年は毎年約60人のボランティアが全国から集まり、現場の運営を担ってます。
人が集まる理由がある
ひこねご当地キャラ&イベントを応援する会代表 森さん
市内の社会福祉法人に勤める森さんは、ひこねご当地キャラ&イベントを応援する会の代表を務めます。自身もボランティアでありながら、ボランティアの募集から運営説明会、イベント当日の全体統括を担いました。
「ボランティアにまかせてもらえる部分が大きいからこそ、やる気につながります。応募される人のきっかけはさまざまですが、みんなで協力し、来場者に楽しんでもらうために汗を流すのは、とても充実した時間ですし、終わったあとに"また参加したい"と思える大きな達成感につながっています。」
輝くボランティアたち
夢京橋キャッスルロードエリア統括 林さん(左)
運営リーダー平野さん(右)
見たいんよ、来場者の笑顔。
ボランティアが運営に携わった初回から参加されているという井上さん。子どもから大人まで、キャラと関わって笑顔になる来場者の姿を見ると、やめられないんだとか。
13回目の参加だという林さんと、運営リーダーの平野さんとともに、例年の来場者やキャラの動線を考慮しながら、スタッフの配置を検討されました。
みんな楽しそう!でも僕が一番楽しいかも(笑)
2016年、当時大学生としてボランティアに参加されたブース設営リーダーの足立さん。社会人になり、遠方にお住まいですが、今でも、継続して参加されています。
京橋口駐車場エリア統括 井上さん
滋賀大学と滋賀県立大学の学園祭の実行委員の皆さんも運営に参加されます。この経験が、学園祭の運営にも活かされるんだとか。
会場の清掃活動をしたのは、滋賀県立大学の「廃棄物バスターズ」の皆さん。来場者にごみの分別の啓発も行いました。
共につくる喜び、広がるまちの楽しさ
ご当地キャラ博を支えるのは、多くの人の「彦根をもっと好きになってもらいたい」という気持ちの積み重ねです。たくさんの来場者の笑顔の裏には、そんな思いを持ち、全国から集まった人々が一丸となり、作り上げた温かな舞台がありました。
その光景に惹かれ、全国からまた新しい仲間が集まり、次の年へとつながっていくー。ひこにゃん誕生から20年。いつしかキャラ博は「人とまちとをつなぐひこにゃんの原点」を映す場となりました。来場者の歓声、ボランティアの笑顔、そしてひこにゃんの穏やかなまなざし。そのすべてが、まちを思う心によって育まれています。
これからもひこにゃんとともに、彦根は多くの人に愛されるまちとして歩みを続けていきます。
枚方市のみっけちゃんと滋賀大学のカモンちゃん。出身地の離れたキャラ同士の絡みは、キャラ博ならではの魅力です。
茶の湯で来場者におもてなしをするひこにゃん

わん丸君
ひこにゃん殿、20周年おめでとうワン!いつもセッシャと仲良くしてくれてうれしいのう♪これからも一緒に彦根と犬山を盛り上げていくのじゃ!末永くよろしくワン!
しまねっこ
ひこにゃん、20周年おめでとうにゃ!ひこにゃんの大事なお祝いに参加できて嬉しいにゃ しまねっこの15周年のお祝いにも来てくれて嬉しかったにゃ これからも仲良くしてにゃ!
ムジナもん
ひこにゃん20周年おめでとうだもん!毎年世界キャラクターさみっとin羽生に来てくれてありがとう!また今年も会えるのを楽しみにしているもん~!
しんじょう君
ひこにゃんちゃん20周年すごいすごい☆いだいな先輩としてずっと輝いてね☆しんじょう君もひこにゃんちゃんみたいに地元をこえて世界のシンボルになるよー☆
さのまる
ひこにゃんせんぱい、はっぴーばーすで~!20しゅうねんおめでとう!これからも、ひこにゃんせんぱいについていきます!
うどん脳Fふうチャン
誕生20周年おめでとうどん!これからも一緒に、うどんのように、長~く活躍できたらいいね!また、姉妹城の高松城に、美味しいうどんを食べに来てツル。具ふふ
しろまるひめ
ひこにゃん、生誕20周年おめでとう!国宝五城仲間としてお互いのまちを盛り上げながら、これからも仲良く歩んでいこうね。
にしまろちゃん
ひこにゃん、生誕20周年おめでとう!これからも仲良しでいようね!横浜にもまた遊びに来てほしいな♪待ってるよ~
ぐんまちゃん
ひこにゃん、20周年おめでとう~やさしくてふんわりいやしてくれるひこにゃん、これからも仲良くしてね~!
わるにゃんこ将軍
ひこにゃん、誕生日らしいなあ。しかも20周年かぁ。ちゃんとエイジングケアして、働いて、働いて、働いて、働いて、働いてくれよな!俺様の分まで。たまに邪魔しに行ったる!
いしだみつにゃん(左)、しまさこにゃん(中央)、おおたににゃんぶ(右)
20周年おめでとニャ!ひこにゃん殿のご活躍、同じ彦根の猫として誇らしい限り。大切な節目をお祝いできて嬉しいニャ。我ら義の三将、これからも全力応援するニャ―!!
やちにゃん
20周年おめでとう☆彦根のために頑張ってるひこにゃん!いつもキラキラしてる☆彦根のおいしいもの、いっぱい食べて元気モリモリ頑張ってね!みんなで協力するね~!
カモンちゃん
ひこにゃん20周年おめでとうなり!20年もみんなから愛されるなんてすごいなり…これからもいっしょに、彦根にえがおをひろげていくなり!
ビバッチェくん
いつも一緒に遊んでくれてありがとう。初めてひこにゃんに会って20年・・・あの頃からビバッチェくん♪はずっとひこにゃんが大好きなんだぉ。一緒に彦根を盛り上げるためにこれからもビバッチェくん♪も頑張る‼ずっとずっとひこにゃんについていくだぉ。ビバッチェくん♪の座右の銘は『他力本願』なんだぉ。




更新日:2026年04月01日