令和8年度予算(2026年5月号掲載)
今回の特集では、彦根市総合計画の基本構想に基づき、各政策の主な新規・主要事業をお知らせします。なお、令和8年度の一般会計の予算総額は507億4,400万円で、前年度と比べて2.4%の増加となり、過去最大の規模となりました。
市税とふるさと納税による収入が過去最高に

歳入のうち、市税とふるさと納税について、令和7年度の見込み額を踏まえ、令和8年度については令和7年度予算を上回る収入を見込んでおります。
予算の内訳
歳入

(注意)グラフの各項目の数値は、1億円未満で四捨五入しているため、合計の数値とは一致していません。
用語解説
市税…彦根市に納められる税金
国県支出金…特定の事業に対し、国や県から交付されるお金
地方交付税…地方間の格差を調整するために国から配分されるお金
県税交付金…県が徴収した税から配分されるお金
市債…国や銀行などから借りるお金
諸収入…受託事業収入や貸付金を返してもらうなどのお金
繰入金…基金などから繰り入れるお金
その他…ふるさと納税による寄附金や彦根城の観覧料など
歳出

(注意)グラフの各項目の数値は、1億円未満で四捨五入しているため、合計の数値とは一致していません。
用語解説
民生費…福祉や医療の充実
教育費…教育・文化の振興
衛生費…環境・衛生の向上
公債費…市債の返済
土木費…道路や橋りょう、公園の整備
総務費…市役所の運営
商工費…商工業や観光の振興
消防費…消防の整備
その他…農林水産業の振興ほか
予算の詳細
重点事項や前年度との比較、見直した事業などさまざまな情報を公開しています。
令和8年度予算編成にあたって
彦根市長 田島一成
令和8年度一般会計当初予算におきましては、令和7年度に引き続き、「財政の健全化」を第一に、優先度と緊急度を踏まえたうえ、聖域なくゼロからの視点で、ムリ・ムラ・ムダを見直しました。
一方で福祉や教育の分野における人への投資、さらに道路、橋りょうなどの公共財の維持費を根幹として予算編成を行いました。
今後につきましても、非常に苦しい財政状況が見込まれますが、対話を通じて市政の目指す方向と市民の皆様の思いを擦り合わせながら、施策の充実に取り組み、また新たなニーズにも迅速に対応できるよう、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。そのためにも、優先度・緊急度に基づいた事業の見直しや、公共施設のあり方について検討するとともに、自主財源を確保する体制づくりを推し進め、持続可能な財政運営に向けて取り組んでまいります。
彦根市政 主要な事業 ~4つの政策の方向性~
「人権・多文化共生」、「健康・福祉・医療・生涯学習」
市民活動団体支援事業・・・68万1千円(新)
うちひこね市民アクション応援補助金分・・・60万円
市民の自発的な公益的活動を支援するため、新たに市民活動を行う団体の設立や、すでに活動している団体の運営力や活動内容の向上を支援する補助金を創設するほか、地域をより良くしたいとの想いを持つ市民の連携と理解を深める学習会を実施します。
ひきこもり支援事業・・・1,810万7千円(新)
ひきこもりに関する総合相談窓口を設置するとともに、関係機関との連携を強化します。連携会議、相談支援機関、地域を一体的に捉えた包括的な相談支援体制へ移行し、複雑化・複合化した課題を抱えながら支援が届いていない人に対して情報や支援を届ける取組を進めます。
(仮称)図書館中部館整備事業・・・5億1,758万9千円

旧ひこね燦ぱれすを(仮称)図書館中部館として整備するため、令和10年度中の開館を目指して整備工事を行います。
「子育て・次世代育成・教育」
民間保育所施設整備事業・・・3億584万5千円

認定こども園((仮称)城北こども園)の新設工事を実施する事業者に助成を行い、保育環境の向上を図ります。
居場所と多様な学び支援事業・・・483万4千円
うち校内教育支援教室支援員の配置分・・・136万1千円(新)
相談支援体制強化分・・・115万7千円(新)
小・中学校に新たに支援員を配置するほか、フリースクールなどと連携した相談支援・学習機会・情報提供体制の充実を図り、不登校児童生徒を支援します。
地域子育て支援事業・・・3,618万4千円
うちチャチャチャひろば移転整備分・・・1,202万2千円
市内4か所の地域子育て支援拠点を運営し、うち1か所については、利便性向上のため移転します。
小学校教育用コンピュータ整備事業・・・3億6,690万3千円
うち電子黒板への更新分・・・3,482万円(拡充)

小学校普通教室の大型掲示装置を電子黒板に年次的に更新を行います。
- 令和8年度更新対象(予定)5校
「歴史・伝統・文化」、「観光・スポーツ」、「産業」
特別史跡「彦根城跡」保存整備および維持管理事業・・・2億4,621万5千円

うち防災設備整備工事関係・・・6,263万3千円
表門橋上部架替工事・・・1億2,410万2千円
米蔵水門石垣積み直し工事・・・3,487万円
城内トイレの改修工事・・・353万1千円
国宝・重要文化財建造物の適切な維持管理と活用を図るための工事や改修工事に係る実施設計を行います。
彦根城世界遺産登録推進事業・・・2,713万7千円
うち彦根城世界遺産登録推進協議会負担金・・・2,486万円
彦根城世界遺産登録推進活動支援補助金・・・50万円(新)
世界遺産登録に向けた国内推薦への取組などを、滋賀県と強力に連携して進めます。
また、彦根城の世界遺産登録を応援する市民・団体の主体的な取組を支援し、登録の機運を醸成します。
ひこにゃんブランド推進事業・・・4,043万4千円(拡充)
うちひこにゃん誕生20周年関連経費分・・・345万9千円

全国各地のキャラクターイベントを巡る「ひこにゃん20周年全国ツアー」を開催し、これまで訪問していない地域や交流連携協定を結んだ鹿児島市へ出陣するなど、ひこにゃんの誕生20周年の話題性を高め、市の魅力発信と地域活性化を進めます。
「環境形成」、「都市基盤」、「安全・安心」
ごみ焼却場一般管理事業・・・8億636万円

安定・安全にごみを燃やすため、施設および設備の定期整備工事を実施します。
芹橋彦富線(彦富工区)道路改良事業・・・9,273万2千円
JR稲枝駅へのアクセス道路として整備を行い、主要地方道大津能登川長浜線および愛知川彦根線と接続させることにより、幹線道路網を構築し、道路交通の円滑化を図ります。令和8年度は主要地方道愛知川彦根線から北へ300メートルの区間において道路改良工事を実施する予定です。
車両整備事業・・・4,479万4千円
うち高規格救急自動車分 4,478万3千円

消防車両整備計画に基づき、高規格救急自動車の更新を行い、地域消防力の効果的な運用を図ります。




更新日:2026年05月01日