8月31日プレスリリース:特別展「日本の刀装 ー刀を飾る技と美ー」記念対談・講演会を開催します
彦根城博物館では、令和3年10月23日(土曜日)~11月23日(火曜日・祝日)までの会期で、特別展「日本の刀装-刀を飾る技と美-」を開催します。この展覧会は、古代から近世に至る日本の刀装の変遷を、装飾面に焦点を当てて紹介するものです。
趣旨
刀装とは、刀剣を収める鞘(さや)や柄(つか)、鐔(つば)などの金具類といった外装部分のことで、拵(こしらえ)とも呼びます。記念対談と講演会は、日本の刀装に施された装飾について、より一層の理解を深める機会としていただこうとする企画です。
記念対談では、文化庁の文化財調査官として、全国の刀装を調査されている伊東哲夫氏を講師に迎え、各大名家と井伊家が有する刀装との共通点や相違点、井伊家伝来刀装に見られる豊富な鞘塗(さやぬり)などの特色を、当館学芸員と対談形式で紹介します。講演会は、当館学芸員が鞘や鐔を中心に、刀装にあしらわれた種々の装飾について、その特徴や魅力を展覧会の見どころを交えながら分かり易く解説します。
(1)特別展記念対談「語り尽くす!大名家の拵と井伊家伝来刀装」
日時:令和3年(2021年)11月6日(土曜日) 午後2時~3時30分
講師:伊東哲夫氏(文化庁文化財第一課文化財調査官)・古幡昇子 (当館学芸員)
会場:当館講堂
定員:35名(応募多数の場合は抽選)
受講料:500円(展示の観覧には別途観覧料が必要です)
申込:往復はがき往信の裏面に住所・氏名・電話番号を、返信の宛名面に住所・氏名を明記の上、「特別展記念対談」係宛にお申し込みください(お1人様1通)。当館ホームページからもお申し込みいただけます。
申込期間:令和3年(2021年)10月1日(金曜日)~10月22日(金曜日)*必着
(2)講演会「日本の刀装 その豊かなる装飾」
日時:令和3年(2021年)11月13日(土曜日) 午後2時~3時30分
講師:古幡昇子(当館学芸員)
会場:当館講堂
定員:35名(当日先着順)
資料代:100円(展示の観覧には別途観覧料が必要です)
受付:当日先着順(午後1時30分より受付を開始します)
その他
新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、展示および記念対談等の関連事業の内容が変更または中止となる場合があります。最新の情報は、当館ホームページ等で随時通知します。
更新日:2024年09月02日