5月23日プレスリリース:玄宮楽々園内「御書院」内部の特別公開
楽々園は、彦根城天守の北側にあり、4代当主井伊直興により延宝5年(1677)から2年を要して造営された彦根藩の下屋敷です。11代直中の隠居に際して大規模な増改築が行われ、全盛期を迎えましたが、その後は縮小傾向に転じ、現在に至っています。
建物は「御書院」、「地震の間」、「楽々の間」等の建物で構成され、「御書院」の奥は渓谷の風情をなしており、「地震の間」、「雷の間」、「楽々の間」へと連なっています。「楽々の間」は、12代直亮により増築されたもので、「楽々園」の名の由来ともなった建物です。ただ、「楽々園」と呼ばれるようになるのは明治時代以降のことで、江戸時代には、「槻御殿」、「黒門外御屋敷」などと呼ばれていました。
建物の老朽化が進んできたことから、平成17年度から楽々園保存整備事業に着手し、平成24年度には御書院の全解体修理が完了しました。
つきましては、全体整備の途中ではありますが、これまで整備してきました玄関、御書院の内部を市民の方々にご覧いただけるよう下記のとおり特別に公開するものです。

1 日時
令和4年7月2日(土曜日)から7月10日(日曜日) 公開期間中無休
午前9時から午後5時(入場締切 午後4時30分)
(注意)新型コロナウイルス感染症の今後の状況により、公開を中止させていただく場合がございますので、ご来場の際は、下記問い合わせ先までご確認ください。
2 場所
彦根市金亀町(名勝玄宮楽々園内楽々園)
3 定員
随時公開ですが、人数制限をする場合があります。
4 料金
無料
5 その他
期間中は随時見学していただきます。
駐車場は、城内有料観光駐車場を利用ください。
園内での喫煙・飲食・火気使用は禁止です。
飼い犬・飼い猫等は、建物内は入場不可です。
楽々園内に便所はありません。
6 備考
昨年度の特別公開の開催結果
開催期間 令和3年6月26日(土曜日)から7月4日(日曜日)
入場者数 1472人
更新日:2024年09月02日