10月29日プレスリリース:「災害時における避難所用間仕切りシステム等の供給に関する協定書」の調印式を行います。
災害時における物資の供給について、特定非営利法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(代表理事:坂 茂 氏)と「災害時における避難所用間仕切りシステム等の供給に関する協定書」を締結することとなり、下記のとおり調印式を行いますので、お知らせします。
1 調印日時
令和6年11月5日(火曜日) 10時30分から11時00分
2 調印式場所
彦根市役所本庁舎4階 特別応接室
3 協定締結先および出席者
特定非営利法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク
代表理事 坂 茂 様
事務局長 原野 泰典 様
彦根市
市長 和田 裕行
危機管理監 近藤 弘明
4 協定内容
災害時に、市の要請により、特定非営利法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークから間仕切りシステム、ダンボール製簡易ベッド等を供給していただくものです。

本協定に基づき災害に供給いただく物資のイメージ

本協定に基づき災害に供給いただく物資のイメージ
5 特定非営利活動法人 ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークの活動について
同法人は、坂 茂 氏が代表理事を務めており、国内外の大規模災害時における避難所等の住環境の改善や防災・減災意識の啓発に関する事業に取り組んでおられます。
また、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)、西日本豪雨(2018年)、トルコ・シリア地震(2023年)および能登半島地震(2024年)等で間仕切りシステムを使用した被災地支援を行っているほか、ウクライナ難民支援やCOVID-19対策等、幅広く活動されています。
坂 茂 氏の経歴
1957年 東京都生まれ。
アメリカで建築を学び、東京、パリ、ニューヨークに事務所を構える。
紙管を使った建築や、木材を使った革新的な構造で知られている。
1995年にNGO「特定非営利活動法人 ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク」を設立し、世界各地での災害支援に数多く貢献したことから、プリツカー建築賞(2014年)、マザー・テレサ社会正義賞(2017年)、アストゥリアス皇太子賞平和部門(2022年)、高松宮殿下記念世界文化賞(第35回 2024年度)を受賞。
代表作はポンピドゥー・センター・メス(2010年)、紙の大聖堂(2013年)、富士山世界遺産センター(2017年)、禅坊 靖寧(2022年)、SIMOSE(2023年)。
6 他自治体との協定締結の状況
これまで、東京都、大阪府、京都市、名古屋市、奈良市等、12都府県、32市7町、11区と災害時応援協定を締結されています。なお、県内では本市が初の締結となります。
7 その他
調印式は進行の都合上、予定よりも早く終わる場合があります。
8 報道資料
報道資料:「災害時における避難所用間仕切りシステム等の供給に関する協定書」の調印式を行います。 (PDFファイル: 230.8KB)
更新日:2024年10月29日