2月24日プレスリリース:令和7年度彦根藩資料調査研究会公開シンポジウムを開催します
このたび、彦根城博物館において、令和7年度彦根藩資料調査研究会 公開シンポジウム「殿様の日常生活の解明―成果と課題、今後の研究―」を開催しますので、お知らせします。
趣旨
彦根城博物館では、令和3年度から5か年計画で、「殿様の日常生活」の解明をテーマとする彦根藩資料調査研究会を組織しました。本研究会は、国から文化芸術振興費補助金(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業)を受け、外部の日本史研究者と共同で、井伊家当主(殿様)の生活実態の全体像の解明に取り組んできました。
本研究会が主な分析対象とした史料が「側役日記」(彦根藩井伊家文書)と呼ばれる、殿様の側でその政務活動を補佐した側役(彦根藩士)が記した業務日誌です。この日誌は、御殿の政務空間における殿様の行動を具体的に伝える重要な史料であり、当館に約70冊が伝来しています。このうち、半数以上が井伊家10代当主直幸の時代に連続して作成されたものであることから、本研究会では井伊直幸に焦点を当てて分析を進めることとし、同史料を中心に研究を進めてきました。
令和7年度は計画の最終年度にあたることから、本年度末に開催する研究会は、市民等も参加可能な公開シンポジウムとし、5年にわたって進めてきた本研究の成果と課題、今後の研究の見通しを広く紹介します。
日時
令和8年(2026年)3月29日(日曜日)午後1時~午後4時30分
内容
- 開会挨拶・趣旨説明 午後1時~
- 研究発表(1)「『側役日記』からさぐる直幸期の医者衆」 午後1時5分~
発表者:有坂道子氏(京都橘大学文学部教授) - 研究発表(2)「井伊直幸の暮らしと馬」 午後1時55分~
発表者:並木昌史氏(徳川美術館学芸部マネージャー) - 休憩 午後2時45分~
- 研究発表(3)「井伊直幸の政務」 午後3時~
発表者:三宅正浩氏(京都大学大学院文学研究科准教授) - セットチェンジ 午後3時50分~
- 全体質疑・全体討論 午後3時55分~
- 閉会挨拶 午後4時25分~
会場・費用など
会場:彦根城博物館/能舞台正面見所
定員:70名(当日受付・先着順、受付は午後0時30分~)
資料代:500円
※展示室の入室には別途観覧料が必要
一般700円、小・中学生350円
その他
シンポジウムで取り上げる古文書を当館展示室6にて展示します。
展示期間:令和8年3月18日(水曜日)~5月11日(月曜日)
※4月21日(火曜日)・22日(水曜日)は除く




更新日:2026年02月24日