9月14日プレスリリース:テーマ展「姫君の婚礼調度」を開催します

更新日:2026年09月14日

HP番号: 30833

このたび、彦根城博物館において、みだしの企画を行いますのでお知らせします。

名称

テーマ展「姫君の婚礼調度」

会期

令和8年(2026年)9月18日(金曜日)~10月19日(月曜日)
開館時間:午前8時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで
10月1日(水曜日)~ 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

会場

彦根城博物館
展示室1

展示の趣旨

江戸時代の生活は、さまざまな役割を果たす調度品で彩られていました。中でも、大名の調度は、棚や長櫃(ながびつ)などの収納具、膳(ぜん)や椀(わん)などの飲食具、身なりを整える鏡や化粧具など、その種類は多岐に渡ります。これらは当時の工芸技法を駆使して制作され、大名家にふさわしい格式や美意識が追求されました。

大名の調度を代表するものの一つが、姫君の婚礼の際に調えられた婚礼調度です。江戸時代、婚礼は家同士の結びつきを強める大切な行事であり、大名家では家の威信をかけて支度を調え、大揃いの婚礼調度を用意しました。嫁(とつ)ぎ先(さき)や実家の家紋(かもん)を配し、統一的な意匠で一揃いのものとして作るのが一般的で、金蒔絵による優美な文様表現が特徴です。

当館には、3人の女性の婚礼調度が伝えられています。13代直弼(なおすけ)に嫁いだ丹波亀山藩松平家6代信豪(のぶひで)の娘昌子(まさこ、1835~85)と高松藩松平家世子頼聡(よりとし)に嫁いだ直弼の二女八千代(やちよ、1846~1927)、14代直憲(なおのり)に嫁いだ有栖川宮幟仁(ありすがわのみやたかひと)親王の三女宜子(よしこ、1851~95)の婚礼調度です。

昌子の調度は、椀や皿、それらをのせる膳などから成る膳椀類や駕籠(かご)など4件が伝わります。弥千代の調度は、駕籠や茶弁当など4件と、雛道具85件が伝来しています。雛道具は婚礼調度のミニチュアで、実物さながらに精巧に作り込まれており、賑々しい婚礼支度の様子を今に伝えています。

宜子の調度は、飲食具や化粧具、碁盤、将棋盤など、雛道具ではない実物の調度としては最も多くまとまって22件が伝わっています。宜子の婚儀が執り行われたのは明治2年(1869)2月であり、明治時代に入ってからのことですが、種々の調度には江戸時代の余風がうかがえ、華麗な婚礼調度の魅力を余すところなく示しています。

本展では、井伊家伝来の婚礼調度が一堂に会します。姫君の婚礼を彩った華麗な調度の数々をご覧ください。

当館は、令和9年(2027)2月11日に開館40周年を迎え、これを記念し、約1年にわたり、全9回にわたる展覧会「シリーズ THE DAIMYO」を開催します。本展はその第5弾として開催するものです。

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プレスリリース資料

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 彦根城博物館 学芸史料課学芸係

電話:0749-22-6100
ファックス:0749-22-6520

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