乳がんについて
乳がんとは
乳がんは女性がかかりやすいがん第1位

国立がん研究センター がん登録・統計 2020年
40歳代から急激に増加し、約9人に1人の女性がかかるといわれています。
がんの初期は、ほとんど自覚症状がありません
がんの初期は自覚症状がほとんどないため、定期的に検診を受けることが、がんの早期発見・早期治療につながります。
早期発見・治療で90%以上が治癒するといわれています
早期の段階で発見できれば、その後の治療にかかる身体的・経済的な負担が少なくて済みます。
乳がん検診について
対象者
40歳以上の女性
受診ができない人
- 妊娠中、妊娠の可能性がある
- しこりや異常分泌など自覚症状がある
- 乳がん治療中、または治療後一定期間内(おおむね10年)にあり、医療機関で経過観察中である
- ペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)等を装着している
- 脳室、腹腔シャント手術を行った
- 豊胸術(脂肪注入等を含む)、乳房再建術を行ったことがある
- 授乳中(授乳をやめて6か月未満を含む)
受診間隔
2年度に1回の受診。(昨年度市の乳がん検診を受けていない人)
料金
検査内容
マンモグラフィ検査(乳房エックス線検査)

専用のエックス線装置で、乳房をはさんで撮影します。圧迫時間は数十秒ほどですが、痛みを感じることがあります。月経前1週間を避けて受診すると、痛みが比較的少ないと言われています。
40歳代の方は乳腺の密度が高いため、2方向撮影します。
50歳以上の方は1方向撮影します。
受診後、検診結果が届きます。
- 検診で「要精密検査」となった場合、その後必ず精密検査を受けてください。
(注意)がんではないのに「要精密検査」と判定される場合や、がんがあるのに見つけられない場合もあります。
3つの受診方法
医療機関検診・バス健診・パック健診のいずれかを選び受診してください。
医療機関検診【年間を通して実施】
バス健診【6~12月実施】
パック健診【6~12月、1月実施】
ブレスト・アウェアネス
「ブレスト・アウェアネス」とは乳房を意識する生活習慣のことです。以下の4つのポイントを意識しましょう。
1.自分の乳房の状態を知る
日ごろから鏡で見たり、入浴時に触れたりして、自分の乳房の「いつもの状態」を覚えておきましょう。
2.乳房の変化に気をつける
へこみ・しこり・ひきつれ・乳頭からの分泌など、いつもと違う変化がないか注意しましょう。
3.変化に気が付いたらすぐ医師に相談する
違和感を覚えたら、すぐに医療機関で相談することが大切です。
4.40 歳になったら、2年に1回 乳がん検診を受ける
2年に1回の検診が推奨されています。
更新日:2025年05月21日