9 長寿院弁才天堂附棟札・長寿院伽藍

更新日:2019年08月30日

長寿院弁才天堂附棟札・長寿院伽藍(ちょうじゅいんべんざいてんどうつけたりむなふだ・ちょうじゅいんがらん)

長寿院弁才天堂附棟札・長寿院伽藍の外観
  • 重要文化財指定 【長寿院弁才天堂附棟札】昭和48年6月2日
  • 県指定 【長寿院伽藍】昭和41年7月4日
  • 所在地 古沢町
  • 所有者 長寿院
  • 時代 【長寿院弁財天堂附棟札】江戸 【長寿院伽藍】江戸

 長寿院は元禄8年(1695)第四代藩主井伊直興(なおおき)の発願により、領民の寄進と多額の藩銭で、翌9年にかけて伽藍(がらん)が建立されました。
 中心となる弁才天堂は、元禄8年建立の棟札があり、本堂、石の間および礼堂からなる権現造り(ごんげんづくり)の形体をもち、彫刻や彩画で華やかに飾られています。阿弥陀堂は入母屋造り(いりもやづくり)で、外観よりは内部を荘厳にしているのが特徴的です。宝蔵は、弁才天堂と同じく元禄8年から9年にかけて、経蔵は同12年に建立されたことが棟札によってわかっています。

この記事に関するお問い合わせ先

観光文化戦略部 文化財課

電話:0749-26-5833

ファックス:0749-26-5899

メールフォームからお問合せする