39 木造釈迦・十大弟子像 ならびに 十六羅漢・五百羅漢像
木造釈迦・十大弟子像(もくぞうしゃか・じゅうだいでしぞう) ならびに 十六羅漢・五百羅漢像(じゅうろくらかん・ごひゃくらかんぞう)
- 市指定 平成11年8月19日
- 所在地 里根町
- 所有者 天寧寺
- 時代 江戸
天寧寺羅漢堂にある、527躯の仏像群です。本尊の釈迦如来坐像や十大弟子像、十六羅漢像、五百羅漢像は、同寺の建立とともに京都の仏師・駒井朝運(こまいちょううん)らによって彫られ、安置されました。仏像はそれぞれさまざまな姿を表し、彩色が施された躰からは、阿羅漢(あらかん)像の威厳ある姿と、色彩豊かな親近感あふれる表情がうかがえます。保存状態もよく、特に五百羅漢像については、一躯も欠けていない全国有数のもので、江戸時代後期の阿羅漢像の様式を今日に伝える貴重なものです。
更新日:2024年09月02日