69 佐々木家住宅

更新日:2019年08月30日

佐々木家住宅(ささきけじゅうたく)

佐々木家住宅の外観写真
  • 市指定 平成23年3月9日
  • 所在地 後三条町
  • 所有者 個人
  • 時代 江戸

 佐々木家住宅は、芹川の南側、雨壺山(あまつぼやま)の北側に位置しており、水と緑に恵まれた環境に建てられた住宅です。もともと、日本生命の創設者で彦根市出身の弘世助三郎(ひろせすけさぶろう)が別荘として建立したのが始まりです。
 住宅は、彦根城の表御殿の一部を移築したと伝えられる部分と町屋の部分で構成されています。前者は、明治11年(1878)に表御殿が公売の対象となり、これを知った弘世が購入し移築したと伝えられる建造物ですが、表御殿のどの部分であったかは明確ではありません。弘世は、この別荘を「千鳥庵」と命名。座敷には明治13年に旧彦根藩士 谷 鉄臣(たに てつおみ)が弘世の求めに応じてしたためた扁額「千鳥庵」が掛かっています。

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