彦根城内施設の使用について(楽々園 御書院・地震の間)

更新日:2025年10月14日

HP番号: 26824

施設概要

楽々園

楽々園(玄宮園から見た御書院・地震の間の外見)の写真

楽々園(御書院・地震の間の外見)

楽々園は、江戸時代には「槻御殿」などと呼ばれ、4 代当主・井伊直興が藩主になった翌年の1677年から1679年に下屋敷として造営されました。その後、11代当主 直中が12代・直亮に家督を譲り、1813年に槻御殿に隠居する際、槻御殿は大規模な増改築が実施されました。

使用対象は、楽々園内の建物である「御書院」「地震の間」のみです。

御書院

槻御殿の増改築の際に建築されたもので、御書院に面して新たに庭園が築かれました。御書院の奥は「地震の間」、「楽々の間」へと連なっています。

内部は御上段(10 畳)・上之御間(12 畳)・御次之間(15 畳)・御小座敷(13 畳)の 4 室と、2辺に設けられた御入側で構成されています。

御書院は、藩主あるいは隠居した大殿が、プライベートで招いた客人などと会う場所でした。ゆえに、御上段の小壁・床の大壁・襖・障子は金地、座も1段高くして黒漆塗りの框(かまち)を据え、御簾を下げるなど、御上段と他の部屋に上下の身分差があることを示した造りになっています。

楽々園御書院(外観)写真

御書院(外観)

楽々園御書院(内観)写真

御書院(内観)

楽々園御書院の庭からの風景写真

御書院の庭からの風景

地震の間

「地震の間」という名前は、建物の構造が耐震構造であるためそのように呼ばれていますが、その呼び方も現在の呼び名であり、当時の名前は「茶座敷」でした。文字通り、茶の湯でもてなす場所でした。

内部は最大8畳を一部屋として、3畳、4畳、6畳の小部屋が数室連なっています。

なお、現在は御書院内部から地震の間に移動することができませんので、庭から地震の間の内部に移動していただきます。

地震の間(外観)写真

地震の間(外観)

地震の間(内観・八畳)写真

地震の間(内観・8畳)

地震の間(内観・上段)写真

地震の間(内観・上段)

施設使用料

施設使用料

御書院棟(玄関棟を含む。)の利用

30分未満 10,000円

30分以上4時間未満 30,000円

4時間以上8時間未満 60,000円

地震の間棟の利用

30分未満 5,000円

30分以上4時間未満 20,000円

4時間以上8時間未満 40,000円

使用料は実績に応じて請求させていただきます。 

申請方法

事務手続フローチャート

施設使用フローチャート

1 現状変更事前協議

現状変更事前協議とは、文化財上で行うこと(機材の設置や撤去、行為等)が、その文化財の現状に影響しないか判断するための協議です。

まずは事前に下記にお問い合わせください。


【お問い合わせ先】

彦根市文化財課 電話:0749-26-5833 / ファックス番号:0749-26-5899


以下の内容を問い合わせ前にお決めください。

  1. 建物の利用目的
  2. 設置物の有無。有る場合は、設置物の名称と台数など
  3. 利用人数
  4. 利用希望日時
  5. その他  

使用内容によっては、別途申請が必要となり、下記の資料を提出いただくこととなります。

  • 収容人数や持ち込み機材の配置図面
  • 火災時および地震時等の、避難経路と指揮系統が記載された防災計画等
  • その他、企画書等の資料

2 施設使用許可申請

施設使用許可の申請は、彦根市電子申請サービス(下記申込フォームのリンク)からお願いします。

なお、申請前に必ず、現状変更事前協議および使用日時等の調整をお願いします

申し込みフォーム


申請時に、以下の資料を添付ください。

  • 収容人数や持ち込み機材の配置図面
  • 火災時および地震時等の、避難経路と指揮系統が記載された防災計画等
  • その他、企画書等の資料

申請に関する資料

その他

  1. 建物内にトイレはありません。御書院・地震の間から一番近い桜場駐車場のトイレをご使用ください。
  2. 施設使用に関する確認や、日程等のご相談などは、彦根市文化財課にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

観光文化戦略部 文化財課

電話:0749-26-5833

ファックス:0749-26-5899

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