【第6回】「玄宮園」には“鶴”と“亀”がいる?!

更新日:2025年09月05日

HP番号: 28221
彦根城は知れば知るほど面白い。未来に残そうみんなのお城

「玄宮園」には“鶴”と“亀”がいる?!

かくめいなぎさとりゅうがばしの写真、鶴と亀のイメージイラスト、カルガモさんのイラスト「確かに似てるカモ」
ハクチョウ隊長のイラスト

ハクチョウ隊長

彦根城内には「玄宮園」という大きな庭園があって、この2つの場所は、「鶴は千年、亀は万年」と縁起が良く、藩主の長寿と井伊家の長い繁栄を祈念して作られたものと考えられているんだ。

「玄宮園」の美しい見どころ“玄宮園十勝” 井伊家の子どもも眺めていた!

玄宮園図に示された十勝に印をつけた図

玄宮園図(彦根城博物館蔵)

武士の子どもが望遠鏡をのぞいているイラスト
キンクロハジロくんのイラスト「お庭が子どもの教材やったんや!さすが井伊家やね~」

キンクロハジロくん

井伊家10代当主の直幸(なおひで)の9男・又助は、藩校の先生から、この十勝の景色を題材にして漢詩を作ってみるように言われ、家老の家から望遠鏡を借りて、庭園をじっくり観察していたそうです。

皆さんも、ぜひ春の玄宮楽々園にお越しいただき、美しい景色をじっくりご覧ください。

 

(広報ひこね2023年4月号掲載)

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