【第26回】政治を重視した「まちづくり」

政治を重視した「まちづくり」
もともとの芹川は、彦根山の東を流れていましたが、氾濫しやすく、彦根山のまわりが水浸しになることがありました。
ここに彦根城を築き、城下町を完成させるため、芹川の流れを今の位置に変え、護岸を整えて、洪水を減らす大工事が行われました。
芹川の付替え工事は、戦うことよりも社会を安定させる政治が重要になるという未来を見越した事業で、政治や行政を担当する全ての家臣を城下町に集めるために、どうしても必要なものでした。

- (氾濫する川)
殿様「あっ!また川が氾濫した!(ここに城下町作れるんか?!)」 - (治水工事)
家臣「川の流れをかえますわ!」 - (完成した彦根城と護岸工事中の川)
殿様「もうちょっとやな・・・。」 - (完成した城下町)
殿様「めっちゃいいやん~。」
(広報ひこね2025年6月号掲載)
更新日:2025年09月05日