「台風」に対する備え
台風とは?
- 強風と大雨両方、またはどちらかを伴った「熱帯低気圧」のこと。
- 熱帯低気圧というのは、北緯5度~20度の間の西太平洋に発生した低気圧。これが、風速17.2メートル以上のエネルギーに発達したとき「台風」と呼ばれるようになります。
台風への備え
台風が接近したとき
- テレビやラジオから流される気象情報に注意する。
- できるだけ外出は控える。
- 停電に備えて、懐中電灯や携帯ラジオを用意する。予備の電池も忘れずに用意する。
- 断水に備えて飲料水を確保しておく。
- 非常持ち出し品を準備・点検する。
台風の知識について詳しくは下記リンクをご覧ください。
家の周りを点検・補強
- 風で飛ばされる可能性のあるもの(物干し竿とか鉢植えなど)は家の中に入れる。
- テレビのアンテナ、支線などの点検・補強。
- 窓を閉め、ロックする。飛来による破損の可能性がある場合は何らかの補強をする。
- プロパンガスのボンベを点検する。
- 商店などでは、看板とか自動販売機が飛ばされたり、倒れたりしないか点検しておく。
台風の大きさと強さ
台風の強さと階級分け
- 強い
最大風速 33メートル毎秒以上~44メートル毎秒未満 - 非常に強い
最大風速 44メートル毎秒以上~54メートル毎秒未満 - 猛烈な
最大風速 54メートル毎秒以上
台風の大きさと階級分け
- 大型(大きい)
風速15メートル毎秒以上の半径 500キロメートル以上800キロメートル未満 - 超大型(非常に大きい)
風速15メートル毎秒以上の半径 800キロメートル以上
風と被害について
被害の程度(目安)
- 風速10メートル毎秒
傘がさせない - 風速15メートル毎秒
看板やトタン板が飛びはじめる - 風速20メートル毎秒
小枝が折れる - 風速25メートル毎秒
瓦が飛び、テレビアンテナが倒れる - 風速30メートル毎秒
雨戸が外れ、家が倒れることもある
国土交通省による。風速は10分間の平均風速
台風は、時に私たちの暮らしに大きな被害をもたらします。
日頃から災害に対する備えと知識を身につけ、被害を最小限に食い止められるようにしましょう。
更新日:2024年09月02日