乳児に対する異物の除去
異物(食物、吐物、血液など)が口の中や喉などに詰まっている状態(気道閉塞)が強く疑われる場合。
反応がある場合
119番通報を付近の人に依頼して、異物の除去を試みる。
背部叩打法
片腕の上に腹ばいにさせて、頭が低くなるような姿勢にする。
あごに手をのせた後、突き出すようにする。
もう一方の手の付け根で、背中の真ん中を叩く。
異物が取れるか、反応がなくなるまで続ける。

乳児に対して、腹部突き上げ法(ハイムリック法)は行わない。
反応がない場合
反応がない、または応急手当の最中に反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生法を開始する。
心肺蘇生法を実施中に、口の中に異物が見えたら、取り除く。
更新日:2024年09月02日