国宝彦根城天守、附櫓及び多聞櫓に係る耐震診断の結果について

更新日:2020年07月01日

耐震診断の結果、天守については、震度6強以上の地震が発生した際、石垣は崩落する恐れはないものの、建物は倒壊する恐れがあることが判明しました。

また、附櫓及び多聞櫓については、石垣・建物とも、崩落・倒壊する恐れがあることが判明しましたので、来場者の安全を確保するために公開を中止し、多聞櫓から附櫓を経由する天守への入城ルートを、令和2年6月15日(月曜日)より、玄関棟からの入場に変更しました。

今後、耐震補強に係る設計や避難誘導計画の策定など、耐震対策に取り組んでまいりますが、完了までには数年の期間を必要としますことから、天守へ入場されます皆様におかれましては、こうした状況をご理解の上、入場していただくとともに、地震発生時には、係員の指示に従い、落ち着いて行動していただきますよう、よろしくお願いいたします。

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