子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)定期予防接種について

更新日:2022年04月01日

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の入口(頸部)にできるがんで、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で発症することがわかっています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。感染しても大部分は自然に排除されますが、5~10年以上経て一部がんの発症につながることがあります。また発症年齢も20歳~30歳代に多くなっています。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

現在、国内で接種できる子宮頸がん予防ワクチン(以下HPVワクチン)は、国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型、18型に対する抗原を含んでいる2価ワクチン(サーバリックス)と尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因となるHPV6型、11型にも対応した4価ワクチン(ガーダシル)の2種類があります。HPV未感染者を対象とした海外の報告では、感染および前がん病変の予防効果に関して両ワクチンとも高い有効性が示されており、初回性交渉前の年齢層に接種することが各国において推奨されています。
ただし、HPVワクチンの接種を受けた場合でも、免疫が不十分である場合や、ワクチンに含まれている型以外の型による子宮頸がんに罹患する可能性もあり、20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

HPVワクチン定期予防接種の積極的勧奨の再開について

HPVワクチンについては、国内でワクチン接種との因果関係を否定できない副反応事例が発生したため、平成25年6月14日付けの厚生労働省の通知により接種に関する積極的勧奨を差し控えていました。しかし、最近の知見を踏まえ、HPVワクチンの安全性に特段の懸念が認められず、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和3年11月26日付けの厚生労働省の通知により、積極的勧奨を再開することが決定されました。

現在、令和4年度に勧奨ができるように準備を進めているところではありますが、定期接種対象者(小学校6年~高校1年相当の女子)については、現時点でも接種していただけます。(くすのきセンターおよび市内指定医療機関に予診票が設置されています。)

なお、国において、これまでの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への支援策の検討をされており、今後の方針が決定次第、市民の皆さまへ周知してまいります。
 

定期予防接種として接種を希望する場合は、厚生労働省のリーフレット(下記参照)を参考に効果と副反応を十分理解した上で接種してください。

 

HPVワクチンに関するリーフレット

小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ【概要版】

小学校6年~高校1年相当の 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ
(概要版)

小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ【詳細版】

小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ
(詳細版)

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ

定期接種の対象者

小学校6年~高校1年相当の女子

ワクチン接種のスケジュール

HPVワクチンの種類によって接種間隔が違いますので、ご注意ください。接種にあたり、安全性・免疫原性・有効性の観点から、3回とも同じ種類のワクチンを接種してください。

【2価ワクチン(サーバリックス)】

  • 1回目 初回接種
  • 2回目 初回接種から1か月後
  • 3回目 初回接種から6か月後

(ただし、上記の期間がとれない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回の注射を行った後、1回目の注射から5か月以上、かつ2回目の注射から2か月半以上の間隔をおいて1回行う。)

 

【4価ワクチン(ガーダシル)】

  • 1回目 初回接種
  • 2回目 初回接種から2か月後
  • 3回目 初回接種から6か月後

(ただし、上記の期間がとれない場合は、2回目の注射から少なくとも3か月以上の間隔をおくこと)

 

接種方法

定期接種の予診票は、実施している医療機関(下記参照)に設置しています。

また事前に予約が必要な場合がありますので、医療機関へご確認ください。

(注意)市外の医療機関で接種をご希望の場合は、事前申請が必要です。健康推進課にお電話または窓口で申請してください。

持ち物

  1. 母子健康手帳
  2. 健康保険証
  3. 委任状(接種時に保護者以外が同伴する場合)

(注意)予診票は実施医療機関または健康推進課に設置しています。

 

接種後の注意点

ワクチン接種後、注射した部分が腫れたり痛むことがあります。また接種後に失神など副反応が現れることがありますので、接種後30分くらいは、実施医療機関で観察するなど安静にし、接種後の移動の際には、保護者等が腕を持つなどして付き添うようにしてください。
当日は激しい運動は避け、接種部位に異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
ワクチン接種による健康被害救済措置に関しては、健康推進課へお問い合わせください。

キャッチアップ接種について(令和4年4月1日~令和7年3月31日)

積極的勧奨が差し控えられていたことにより接種の機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、公費(無料)による接種機会を令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間に提供することとなりました。今後、対象者の皆様にワクチン接種のご案内、厚生労働省作成リーフレット等をお送りしていきます。

接種の仕方や注意事項は、基本的に定期接種対象者と同じです。接種の前に、ご本人とご家族でリーフレットを必ずお読みください。ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいた上で、体調の良いときに接種するようにしてください。

(注意)案内が届く前に接種を希望する場合は、市内実施医療機関で受けることができます。

(注意)予診票は、くすのきセンターまたは市内実施医療機関にあります。
(注意)接種履歴や生年月日等を確認しますので、母子健康手帳と健康保険証をお持ちください。

キャッチアップ接種の対象者

積極的勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった

平成9年(1997年)年4月2日生まれから平成18年(2006年)4月1日生まれの女子

(注意)平成18年(2006年度)4月2日から平成19年(2007年)4月1日生まれ女子は、令和5・6年度の2年間、平成19年(2007年)4月2日から平成20年(2008年)4月1日生まれの女子は、令和6年度の1年間のみキャッチアップ接種の対象となります。

HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します

市内実施医療機関

予防接種の基礎知識/子宮頸がん、HPVワクチンの基礎知識について

厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口

電話番号 050-3818-2242

受付日時 月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談にお応えします。

(注意)行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。

(注意)本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

HPVワクチンの接種後に症状が生じた場合の相談先について

HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた場合は、まず接種を受けた医療機関またはかかりつけの医療機関へご相談ください。

(注意)下記の「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について」をご確認ください。

 

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 健康推進課

電話:0749-24-0816
ファックス:0749-24-5870

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