彦根市内の暑さ指数(WBGT)について

更新日:2020年06月10日

彦根の暑さ指数(WBGT)を調べてみましょう

暑さ指数(WBGT : Wet Bulb Globe Temperature)とは、熱中症を予防することを目的として

  1. 湿度
  2. 日射、輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境
  3. 気温

を取り入れた指標のことです。

この暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症にかかる人が増加します。こまめに暑さ指数を確認し、熱中症を予防しましょう。

下の環境省熱中症予防情報サイトから彦根市の暑さ指数を調べてみましょう。

暑さ指数に応じた生活活動の目安・注意事項・運動指針

出典:環境省熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

【暑さ指数の使い方】 暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。(公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を下記のとおり公表しています。

●日常生活に関する指針

温度基準

(WBGT)

注意すべき

生活活動の目安

注意事項

危険

(31℃以上)

すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

厳重警戒

(28~31℃※)

外出時の炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒

(25~28℃※)

中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

注意

(25℃未満)

強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※(28~31℃)及び(25~28℃)については、それぞれ28℃以上31℃未満、25℃以上28℃未満を示します。日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

●運動に関する指針

気温(参考)

暑さ指数(WBGT) 熱中症予防運動指針
35℃以上 31℃以上 運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。

特に子どもの場合には注意すべき。

31~35℃ 28~31℃

厳重警戒

(激しい運動は中止)

熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。

10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。

28~31℃ 25~28℃

警戒

(積極的に休憩)

熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。

激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。

24~28℃ 21~25℃

注意

(積極的に水分補給)

熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。

熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

24℃未満 21℃未満

ほぼ安全

(適宜水分補給)

通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。

市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など

(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より

参考

消防本部警防課からのお知らせもご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 健康推進課

電話:0749-24-0816
ファックス:0749-24-5870

メールフォームからお問合せする