《2021》ポスター・絵手紙部門 入賞作品

更新日:2023年04月01日

令和3年度も、作文部門、標語部門、ポスター・絵手紙部門の3部門、合わせて874点もの作品をご応募いただきました。どの作品も、様々な人権問題を解決していこうとする決意や人権尊重に対する思いに溢れた素晴らしいものばかりでした。

本作品集は、応募いただいた作品の中から選ばれた54点の入賞作品を掲載しています。一人ひとりが身近にある人権問題に気づき、ひいては人権が尊重されるまちづくりについて考えるきっかけとなればという願いを込めて作成しました。学校や地域など様々な場面で人権学習・人権啓発の資料としてご活用いただければ幸いです。

最後に、今回ご応募いただきました皆様、ご協力を賜りました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

ポスター・絵手紙部門

学年等は応募当時のものです。

幼保園児・小学生の部

特選

みんなえがおいっぱい

みんな えがおいっぱい

城東小学校 2年 西村 莉咲(にしむら りさ) さん

いっしょがいいね

いっしょがいいね

若葉小学校 2年 服部 煌(はっとり ひかる) さん

たった一言「ありがとう」 そんな一言花が咲く

たった一言「ありがとう」 そんな一言花が咲く

河瀬小学校 5年 岸本 七海(きしもと ななみ) さん     ※絵手紙

入選

みんな だいすき

みんな だいすき

ABC ENGLISH プリスクール 坂東 夏帆(ばんどう かほ) さん       ※絵手紙

みんなともだち

みんなともだち

城西小学校 1年 川口 実桜(かわぐち みお) さん

たいせつなともだち

たいせつなともだち

旭森小学校 1年 小寺 優結(こてら ゆい)さん

いっしょにあそぼ

いっしょにあそぼ

城南小学校 2年 北村 咲恵(きたむら さえ) さん       ※絵手紙

ともだちいっぱい

ともだちいっぱい

稲枝西小学校 2年 西田 寧花(にしだ にか) さん

地球が笑顔の花になろう!私の笑顔みんなの笑顔

地球が笑顔の花になろう!私の笑顔 みんなの笑顔

城西小学校 5年 中村 友乃(なかむら ゆの) さん

人生にやまない雨はない

人生にやまない雨はない

河瀬小学校 5年 村西 諒音(むらにし あきと) さん       ※絵手紙

中学生の部

特選

普通なんて 誰が決めた

普通なんて 誰が決めた

彦根中学校 2年 北川 愛(きたがわ あい) さん

雑木林の先にまつ未来

雑木林の先にまつ未来

西中学校 3年 林 優輔(はやし ゆうすけ) さん       ※絵手紙

入選

一歩ずつ進もう~差別のない、明るい社会へ~

一歩ずつ進もう~差別のない、明るい未来へ~

西中学校 1年 神野 ゆり(かみの ゆり) さん       ※絵手紙

差し伸べた手が 誰かを救う

差し伸べた手が 誰かを救う

西中学校 2年 工藤 藍椰佳(くどう あやか) さん

笑顔あふれる西中人権

笑顔あふれる西中人権

西中学校 3年 馬淵 歩夢(まぶち あゆむ) さん       ※絵手紙

隠れた痛みに気づいてる?

隠れた 痛みに 気づいてる?

彦根中学校 3年 若林 美空(わかばやし みく) さん

一般の部

特選

その一言で心救える優しさを

その一言で 心救える 優しさを

彦根工業高等学校 1年 道 かのん(みち かのん) さん

入選

大切な命

大切な命

彦根工業高等学校 1年 加藤 大暉(かとう だいき) さん

ポスター・絵手紙部門総評

作品募集要項の「人権の大切さを訴える あなたのメッセージを届けてください」に応えて、今年も多くの方から、「人権の大切さ」を絵や言葉で表現したポスターや絵手紙の応募がありました。三年前から、ポスター部門に「絵手紙」が加えられました。初年度は、どちらかというとポスターのミニチュア版という感じの作品が多かったのですが、徐々に「絵手紙」らしい作品が増えてきているように思います。絵手紙は単なる絵葉書ではありません。手紙を送る相手を思いながら、その人に向けて絵を描き、文字を添える手紙です。ですから、審査の際、この絵手紙は誰に向けてかかれたものなのかを想像して審査をさせていただきました。

今年度は、保育園から初めて「絵手紙」の出品がありました。小学校からも中学校からも絵手紙の出品が増えてきています。ポスターも含めての出品数は、保育園10点(うち10点は絵手紙)、小学校246点(うち108点が絵手紙)、中学校30点(うち11点が絵手紙)、一般5点、総計291点でした。

まず、これら出品作品を保育園、小学校一年・二年・三年・四年・五年(六年生は出品なし)、中学校、一般の各区分別に特選及び入選候補を数点ずつ選出しました。次に、これら候補作品の中から、特選・入選作品を審査員の合議で選出しましたが、どの作品も個性豊かで素晴らしいものが多く、選出にはかなり時間を要しました。

保育園児の描いた絵手紙は、とてもかわいらしい絵と、絵にぴったり合う言葉が添えられていました。離れて暮らす祖父母、あるいは身近な友達に宛てて書いたのかなと思いながら審査しました。

小学校下学年は、家族・友達をテーマにクレヨンを使って美しく、そして楽しげに描かれていました。仲がよいことを表現するために手をつないだシーンを描いている作品が多く見られました。もう少し友達や家族が遊んでいる様子が描かれたポスターがあってもよかったかなと思いました。

小学校の上学年は、以前によく見られた手や地球、国旗などのシンボリックなものを描いたポスターが少なくなり、いろいろな事象や事柄を題材にしている作品が多くなりました。様々な人権問題に子どもたちの意識が向いていることの表れではないかと思いました。

中学生と一般は、描写およびレタリングの技術に優れている作品が多かったです。色も美しかったです。見る者にこんなポスターを描いてみたいなと憧れをいだかせるポスターでした。

多くの応募作品の中から選ばれたポスター・絵手紙が、みなさんの研修等で活用していただけることを期待しています。

 

ポスター・絵手紙部門選考委員
    小野 淳
    オカモト ジュリア ユリ
    西川 昭義

ほかの部門の入賞作品はこちら

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この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 人権政策課 人権啓発係

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ファックス:0749-24-8577

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