《2024》ポスター・絵手紙部門 入賞作品

更新日:2025年03月03日

HP番号: 19195

昨年の7月から12月まで募集しました「彦根市はーとふるメッセージ2024」へ、多数のご応募ありがとうございました。令和6年度は、作文部門、標語部門、ポスター・絵手紙部門の3部門合わせて871点もの作品をご応募いただきました。どの作品も、様々な人権問題を解決していこうとする決意や人権尊重に対する思いに溢れた素晴らしいものばかりでした。

本作品集は、ご応募いただいた作品の中から選ばれた54点の入賞作品を掲載しています。一人ひとりが身近にある人権問題に気づき、ひいては人権が尊重されるまちづくりについて考えるきっかけとなればという願いを込めて作成しました。学校や地域など様々な場面での人権学習・人権啓発の資料としてご活用いただければ幸いです。

最後に、今回ご応募いただきました皆様、ご協力を賜りました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

ポスター・絵手紙部門

学年等は応募当時のものです。

幼保園児・小学生の部

特選

あそぼう作品画像

あそぼう

高宮小学校 1年

前田 悠太(まえだ はるた) さん

丸くても、ちくちくしててもみんな友だち ※絵手紙 作品画像

丸くても、ちくちくしててもみんな友だち

城西小学校 2年

玉木 万葉(たまき まよ) さん ※絵手紙

みんな同じ人間さ作品画像

みんな同じ人間さ

金城小学校 4年

荒金 穂(あらかね ほのか) さん

入選

なかよし作品画像

なかよし

ABC ENGLISH プリスクール

吉田 陸人(よしだ りくと) さん

※絵手紙

かぞくは大せつ作品画像

かぞくは大せつ

高宮小学校 1年

西田 朱凜(にしだ あかり) さん

命の大切さ作品画像

いのちの大切さ

稲枝北小学校 2年

中川 寿弥(なかがわ としや)さん

「ありがとう」と言うと 心がほっこりするよ ※絵手紙 作品画像

「ありがとう」と言うと 心がほっこりするよ

城西小学校 2年

西川 文人(にしかわ ふみと) さん

※絵手紙

ゆるせない あの子いじめて笑う君作品画像

ゆるせない あの子いじめて笑う君

金城小学校 4年

𫝆村 輝(いまむら てる) さん

一人でかかえこまないで作品画像

一人でかかえこまないで

鳥居本小学校 4年

宮里 桜香(みやざと おうか) さん

人の命の重さは同じ作品画像

人の命の重さは同じ

金城小学校 4年

平井 寛栞(ひらい かんな) さん

ありがとう ※絵手紙作品画像

ありがとう

城北小学校 5年

佐々木 優(ささき ゆう) さん ※絵手紙

中学生の部

特選

障害だって関係ない作品画像

障害だって関係ない

彦根中学校 1年

塚田 壮真(つかだ そうま) さん

子供の人権作品画像

子供の人権

西中学校 2年

岡田 雅(おかだ みやび) さん

入選

相手の心 見えている?作品画像

相手の心 見えている?

彦根中学校 1年

西澤 叶(にしざわ かなえ) さん      

※西は異体字のたてにしです。

心配ないよ あなたの全部 受けとめる ※絵手紙作品画像

心配ないよ あなたの全部 受けとめる

西中学校 3年

北村 さくら(きたむら さくら) さん

※絵手紙

Diversity ~自分らしい選択を~作品画像

Diversity ~自分らしい選択を~

西中学校 3年

黒枝 紗矢子(くろえだ さやこ) さん

一般の部

特選

一人じゃないよ作品画像

一人じゃないよ

彦根工業高等学校 1年

伏木 健(ふしき つよし) さん ※絵手紙

入選

みんなちがってみんないい ※絵手紙作品画像

みんなちがってみんないい

彦根工業高等学校 3年

佐藤 優衣(さとう ゆい) さん ※絵手紙

ポスター・絵手紙部門総評

今年度は、保育園・幼稚園10点、小学校233点、中学校25点、一般7点、合計275点で昨年より20点多くの応募がありました。

募集は、「様々な人権問題に関して人権尊重を訴える内容」や、「日々の生活の中で感じた人権を守ることの大切さや差別のない明るく住みよいまちづくりの大切さなどについて訴える内容」でしたが、応募された皆さんは作品を制作するにあたってどんなテーマを描こうか身近にある人権問題について思いをめぐらされ悩まれたことと推察します。そして、このことこそ人権意識の高まりに結びついているのだと思います。その意味でも引き続き益々多くの応募を期待するところです。

絵手紙の割合は全体の約45%で増加傾向です。保育園・幼稚園、一般からは絵手紙での応募でした。双方に良さがあると思います。

審査していて印象に残った作品を中心に部門別に少し紹介させていただきます。

保育園・幼稚園から応募していただいた絵手紙作品はかわいらしく素直な表現が目白押しでした。すてきな「いいお顔」がいっぱいでした。

小学校の部門は学年別では1年生が最多の105点でした。1年生らしいシンプルな表現が多く「あそぼう」と呼び掛けるポスターは心が温かくなりました。学年上がるにつれテーマが多様になり、人種差別や家族のこと、仲間外れ、などがみられ成長を感じました。「フワフワことば・チクチクことば」いじめに関するものも多く、各小学校の人権学習が根付いてきているのを感じます。「ゆるせない あの子いじめて笑う君」と強烈なメッセージが込められたポスターや絵手紙の「丸くても、ちくちくしててもみんな友だち」などユニークな視点の作品に心を打たれました。

中学生の部門ではクオリティーの高いポスターが多く、さすが中学生と感心しました。中学校の男女の制服をめぐる問題提起や親子の問題、スマホなどを介してのネットいじめ、障がい者問題など、中学生という多感な時期ならではのテーマ設定もバラエティに富み、審査に迷いました。デザインやアイデアに工夫がみられ、このような作品を制作してみたいと小学生があこがれるような作品でした。

一般の部では昨年に引き続いて応募された常連さんもおられました。その作品も柔らかな筆で描かれた線や色がよい味を出せていて見ていてほっこりしました。

どの作品も力作ぞろいで大いに迷い、楽しい審査となりました。ぜひ、入賞作品を皆さんで鑑賞して「何が書いてある?」「どこからそう思う?」と対話していただきたいと思いました。入賞作品が人権啓発のため市民の皆様にご活用いただけることを願って講評とさせていただきます。(加藤 洋一)

 

ポスター・絵手紙部門選考委員
    加藤 洋一
    奥村 ルシア 克子
    仁保 隆

ほかの部門の入賞作品はこちら

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この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 人権政策課 人権啓発係

電話:0749-30-6115
ファックス:0749-24-8577

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