木造住宅耐震改修支援事業

更新日:2023年08月30日

事業概要

耐震診断の結果、改修が必要とされた既存住宅の耐震改修工事等を行う住宅の所有者に対して、改修工事に要する費用の一部を補助します。

対象となる住宅および補助の内容

対象となる木造建築物

耐震診断の結果、上部構造評点が0.7未満になった下記すべてに該当する建築物

  • 昭和56年5月31日以前に着工され、完成しているもの
  • 延べ面積の過半が住宅として使われているもの
  • 2階建て以下で延べ面積が300平方メートル以下のもの
  • 木造軸組工法のもので、枠組壁工法または丸太組構法の住宅ではないもの
  • 大臣等の特別な認定を得た工法による住宅でないもの

補助対象

上記の木造住宅を、補強後、耐震診断の上部構造評点が0.7以上となる耐震改修工事を行うもので、補助対象経費が50万円を超える工事

(所得税や固定資産税の優遇措置を受けようとする場合は、上部構造評点を1.0以上にする必要があります。)

補助金額

補助対象経費の80パーセントとする。
ただし、100万が限度です。

耐震診断

一般財団法人 日本建築防災協会による「木造住宅の耐震診断と補強方法」に基づいて建築士法第2条に規定する建築士が実施する診断等

上部構造評点

一般財団法人 日本建築防災協会による「木造住宅の耐震診断と補強方法」に定める「一般診断法」による上部構造評点および「精密診断法」(時刻歴応答計算法による方法を除く)による上部構造耐力の評点をいう

工事施工者および、設計者、監理者は滋賀県が主催する滋賀県木造住宅耐震改修工事事業者登録名簿に登録された人です。
(登録名簿は滋賀県のホームページ(別ウインドウで開く)でご覧になれます。)

上に記載の補助を受けたうえに下の補助も受けられます。

  1. 県産材利用耐震改修モデル事業費補助金
    「木の香る淡海の家推進事業」での提供を受けた県産材、および「びわ湖材産地証明制度要綱」に基づき証明された県産材を利用して耐震改修工事を行う場合が対象です。その使用数量に応じて割増の補助が受けられます。
補助金額表
県産材利用数量 0.25立方メートル超え
0.45立方メートル以下
0.45立方メートル超え
0.70立方メートル以下
0.7立方メートル超え
補助金額 5万円 10万円 20万円
  1. 高齢者世帯耐震改修割増事業費補助金 1戸あたり5万円
    65歳以上の高齢者のみの世帯および65歳以上の高齢者を含む世帯が居住する場合が対象です。(ただし、補助対象経費が、100万円以下の場合を除きます。)
  2. 子育て世帯耐震改修割増事業費補助金 1戸あたり5万円
    中学校卒業までの子を含む世帯が居住する場合が対象です。(ただし、補助対象経費が、100万円以下の場合を除きます。)

申込方法

彦根市木造住宅耐震改修支援事業補助金交付申請書(様式第1号)に必要事項を記載し、添付図書とともに、彦根市建築指導課(市役所2階)窓口に提出してください。

受付は必要書類がそろっている方から順次行います。
なお、予算には限りがあります。予算がなくなりしだい補助は終了いたしますのでご了承ください。

以下リンクより「木造住宅耐震改修支援事業の書式」をご確認ください。

その他

  • まずは耐震診断を受けてください
  • 工事着手後の補助金申請は、受付できません。必ず工事契約前に補助金の申請をし、交付決定を受けてください
  • 工事は交付決定をうけた年度内に完了してください
  • 申請にあたり設計および工事費算出のための経費がかかります。いかなる理由にでも、耐震改修工事ができなかった場合、設計および工事費算出のためにかかった費用はすべて自己負担となりますので、ご注意ください
  • 工事費算出の内訳書については、補助対象となる耐震改修工事費用、補助の対象とならない工事費用などに分け、積算の単価についても根拠等を明確にしてください

この記事に関するお問い合わせ先

都市政策部 建築指導課

電話:0749-30-6125
ファックス:0749-24-8517

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