11月20日プレスリリース:彦根市向けに調整したChatGPTの実証実験を行います
本市では、自治体業務におけるAI活用を目指し、文章生成AIであるChatGPTの有効性の検証を行っております。
無償で利用できるChatGPTについて本市ではすでに活用を試行していますが、今回、彦根市の各種情報を学習させたChatGPTを実証実験用に構築し、ChatGPTの有効性について一層の検討を行いますのでお知らせします。
1 実証実験の目的
本市は、文章生成AI(ChatGPT)について、自治体業務において、一層の市民サービスの向上や業務の効率化を実現できる可能性がある新しい技術として注目しています。
しかし、非常に新しい技術であるため、自治体業務においてどのような効果が見込まれるか詳細に検討する必要があると考え、今般実証実験を行います。
今回の実証実験は、本市において、すでに試行を進めている一般公開されている無償版のChatGPTに比べ、有償で構築し彦根市の各種情報を学習させたChatGPTがどのような効果を得られるか検証することを目的とします。
2 実証実験の期間
令和5年11月 ~ 令和6年3月
3 協力企業
東武トップツアーズ株式会社 滋賀支店様
(注意)プロポーザルにより実証実験業務委託先として決定。
4 学習データ例
- 彦根市の各種計画に関する情報
- 彦根市議会議事録
- 彦根市の条例、規則等
- 業務の手順等に関する資料
(注意)これらの中からピックアップして学習させる予定です。また、実験を進める中での追加学習も検討しています。
5 その他
今回の実験で構築するChatGPTは回答の正確性が担保できないことから、職員による利用のみとし、市民向けの公開は予定していません。
更新日:2024年09月02日