【第13回】江戸時代のお城の修理

江戸時代のお城の修理
1615年に江戸幕府が定めた「武家諸法度(ぶけしょはっと)」という法律では、大名に戦う準備をさせないため、幕府の許可なく城を修復・改造することが禁止されました(許可されたのは、元の形に戻すことだけです)。
結果として、最初のお城の形がずっと保存されることになります。

- 地震発生
家臣「わー!!石垣が崩れた!」「大変や!!」 - 工事担当者「つぶれたし修理せんとあかんな」
家臣「江戸幕府に修理の届を出しますわ!!」
殿様「お金かかるわー。」 - 工事担当者「そうや!!いっそのことお城をでっかくして、石垣の形も今風にカッコよくするか(殿も喜ぶやろし)。」
想像上の殿様(江戸に出張中)「むっちゃええやん~」 - 幕府の人「ハイ、それ、違法~」「彦根藩、取り潰されるよ!マジで。」
家臣・工事担当者「えっ」「ダメなん?」
(広報ひこね2023年11月号掲載)
更新日:2025年09月05日