核兵器の廃絶について(核兵器廃絶都市宣言)

更新日:2023年08月01日

    彦根市は、世界恒久平和を求め、昭和58年(1983年)10月1日に「核兵器廃絶都市」を宣言しました。わが国は、世界で唯一の被爆国です。被爆者の苦しみや原爆の恐ろしさは、永久に語り継がれなければなりません。このような核兵器による過ちが二度と繰り返されないよう願い、また、平和の尊さを市民一人ひとりの心にしっかりと刻んでいただきたいと思います。

    そこで、原爆や平和に関する学習に役立つ情報等を紹介します。

核兵器廃絶都市宣言 (昭和58年10月1日告示第63号)

    世界の恒久平和は、人類共通の願いである。

    しかるに、核兵器は、ますます量的拡大と質的高度化の一途をたどり、人類の平和共存に深刻な脅威を与えている。

    我が国が世界唯一の核被爆国として、全世界の人々に、被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを訴え、核の惨禍を二度と繰り返させないことが、国民に課せられた使命である。

    彦根市は、市民の安全のために、我が国の基本方針である非核3原則を堅持することはもとより、更にすすんで世界の人々と相携えて、その希求する世界の恒久平和を実現するため、ここに核兵器廃絶の平和都市であることを宣言する。

    昭和58年10月1日    彦根市

「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名について

    被爆者をはじめとした多くの人々の核兵器廃絶への強い願いが実を結んで、2017年7月に「核兵器禁止条約」が国連で採択され、2021年1月22日に発効しました。

     核兵器のない世界を実現するためには、核保有国およびその傘の下にある国の条約の効果的な運用に向けた議論への参画と締約国会議への参加、また条約の署名・批准国の一層の拡大により、この条約を実効性の高いものとしていく必要があります。

    本市が参加している平和首長会議では、全ての国が核兵器の製造、保有、使用等を全面的に禁止する「核兵器禁止条約」を締結することの早期実現を目指し、署名活動を行っています。

    下記のとおり署名用紙を掲載いたしますので、この署名活動の趣旨にご賛同いただける方は、署名用紙にご記入の上、直接、平和首長会議事務局へお送りください。

    また、オンライン署名も可能です。平和首長会議のリンクを掲載いたしますので、ご利用ください。

広島平和記念資料館について

    昭和20年(1945年)8月6日の午前8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。

    広島平和記念資料館では、世界の人々や後世の人々に核兵器の恐怖や非人道性を伝えるため、被爆体験に関する講話や、被爆資料などの展示・収集・保存等の活動を行っておられます。

 

    また、同館が管理する原爆、平和関連の資料をデータベース化し、「平和データベース」として公開されています。

 

    さらに、子どもたちの平和学習に役立つ「キッズ平和ステーションヒロシマ」を公開されています。

長崎原爆資料館について

    昭和20年(1945年)8月9日の午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されました。

    長崎原爆資料館では、被爆の惨状をはじめ、原爆が投下されるに至った経過、および核兵器開発の歴史、平和希求などストーリー性のある展示のほか、被爆体験講話や、資料収集・保存等の活動を行っておられます。

 

    また、同館が管理する写真、絵画、被爆資料を「収蔵品検索」ページで公開されています。

 

    さらに、子どもたちの平和学習に役立つ「キッズ平和ながさき」を公開されています。

国立広島・長崎原爆死没者追悼平和祈念館 平和情報ネットワークについて

    広島と長崎の原爆死没者追悼平和祈念館では、原爆被爆の体験を後代に継承するため、被爆者やその遺族・友人が書いた被爆体験記や追悼記などを収集・整理・公開するとともに、被爆者の体験談をビデオに収録して公開し、一人ひとりの「こころ」と「ことば」で被爆の実相と平和への願いを伝えておられます。

    両館により運営されている「平和情報ネットワーク」では、ホームページへの掲載について承諾された方の被爆体験記や被爆証言映像等を紹介されています。

滋賀県平和祈念館について

    滋賀県平和祈念館は、「モノと記憶の継承」、「自らできることのきっかけづくり」、「県民参加型の運営」をコンセプトとし、滋賀県民の戦争体験を語り継ぎ、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、平和をねがう豊かな心を育むための拠点として施設運営および各種活動をされています。

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