楽々園「御書院」の特別公開
楽々園「御書院」
楽々園は、彦根城天守の北側にあり、4代当主井伊直興により延宝5年(1677年)から2年を要して造営された彦根藩の下屋敷です。以降、部屋数の増減を繰り返しながら現在まで伝えられてきました。建物が最大規模となったのは11代直中のときで、「楽々園」の名前の由来となる「楽々の間」は12代直亮のときに造営されたものです。彦根市にあるもうひとつの名勝「旧彦根藩松原下屋敷(お浜御殿)庭園」とは性格が異なり、より公的な側面を持つ空間で、当主が隠居後に利用する施設として運用されました。
楽々園内の建造物の老朽化に伴い、平成17年度から楽々園保存整備事業に着手し、平成24年度には御書院の全解体修理が完了しました。
全体整備の途中ですが、これまで整備してきました玄関、御書院の内部をみなさまにご覧いただけるよう特別に公開します。
1.特別公開の日時
令和6年6月29日(土曜日)から令和6年7月7日(日曜日)
午前9時から午後5時まで(入場締切は午後4時30分)
2.場所
彦根市金亀町(名勝玄宮楽々園)
彦根駅より徒歩約20分(1.4km)
3.料金
無料
4.その他
- 期間中、本会場のみで特別なデザインの御城印を販売します。
- 期間中は随時見学していただけますが、混雑時等は人数制限をする場合があります。
- 駐車場は、城内有料観光駐車場を利用してください。
- 園内での喫煙・飲食・火気使用はできません。
- 飼い犬・飼い猫等は、建物内は入場できません。
- 園内にトイレはありません。
5.直近の入場者数
令和6年6月29日から7月7日
2,995人
6.楽々園御書院の写真
楽々園御書院(外観)
楽々園御書院(内観)
解説シート
楽々園および楽々園「御書院」解説シート (PDFファイル: 1.1MB)
更新日:2024年09月03日